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KNOWLEDGE OF SKIN CARE
VOL.
73
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  • #ボディケア

ボディクリームは夏も必要?夏のボディケア法とおすすめクリーム

乾燥した肌を保湿してくれる効果のある、ボディクリーム。
必要なのは寒い時期だけと思っていませんか?

この記事ではボディクリームが夏も必要な理由と、夏のボディケア法について解説します。

肌を出す機会が増える夏だからこそ、正しくケアして美しいボディを手に入れましょう!

夏も必要?ボディクリームによるケア

夏も必要?ボディクリームでの肌ケア

結論からお伝えすると、夏でもボディクリームは必要になります。

夏は一年の中でも、肌の乾燥を感じにくい季節。
べたつきが気になるからと、ボディクリームの使用を控えてはいませんか?

意外なようですが、夏は肌の乾燥を引き起こす原因がたくさんあります。
以下は夏にしがちな、肌の乾燥に繋がるNG行動の例です。

  • 汗をかいたままにする
  • エアコンが効いた環境にいる
  • 日焼けをする
  • 保湿剤をつける量や回数が少ない

気温が高くなると皮脂の分泌は増える傾向にあります。
汗や湿気と相まって、肌は一見うるおっているように感じるかもしれません。

しかし、肌の内部では水分が足りない状態
この皮脂が多く水分が少ない状態をインナードライといい、肌は乾燥しています。

肌の乾燥を防ぐためにも、夏もボディクリームの使用が欠かせないのです。

知らず知らずのうちに、意外と多くのダメージに晒されている夏の肌。 次は夏に気をつけるべき、肌が乾燥する原因について詳しく解説します。

暑い季節こそ要注意!夏に起こりがちな肌が乾燥する原因

夏こそ注意!肌を乾燥させる原因

肌が乾燥する原因は、外気の湿度が低くなることだけではありません。
ここでは夏にこそ起こりがちな、肌が乾燥する原因について解説します。

汗をかくことによる、肌の水分不足

汗を拭く女性

気温の高い夏場は、体温を調節するために多量の汗をかきます。
汗が流れる時に、肌の中にある天然の保湿成分や皮脂が流れ出し、バリア機能の低下に繋がります。

バリア機能とは肌を外部刺激から守ったり、肌内部の水分を適切に保ったりする機能のこと。

バリア機能が低下した肌は、水分が蒸発しやすくなり、そのままでは肌は乾燥に傾きます。
また、汗が蒸発する時に一緒に肌の水分を奪うため、乾燥を引き起こすのです。

エアコンの使用による、空気の乾燥

エアコン

気温の高い夏場には欠かせないエアコンですが、実は空気を乾燥させる原因になります。

空気は、温度が高いほど多くの水分を含むことができます。
そのため、冷房の使用で室内の温度を下げることは、湿度の低下にも繋がるのです。

夏だからと油断していると、空気の乾燥から肌の水分量は少なくなってしまいます。

除毛や角質ケア

除毛する女性の足

夏は薄着になることから、肌の露出が増える季節。
他の季節に比べて、除毛や角質ケアの頻度が高くなる人も多いのではないでしょうか?

ケアをした後は、肌表面の古い角質が取り除かれるため、一時的に肌のバリア機能が低下します。

そのままの状態にしていては、肌からは水分が蒸発して、どんどん乾燥してしまいます。

紫外線ダメージによる肌の乾燥

夏の日差し

日差しが強くなる夏は、紫外線による肌へのダメージも多くなりがち。
「ついうっかり日焼けしてしまった…」なんてことはありませんか?

日焼けをした肌は水分を保ちにくくなり、乾燥を招くことがわかっています。

それだけでなく、紫外線は肌のバリア機能を低下させる原因の一つ。紫外線のダメージは、夏の肌を乾燥させる大きな原因になっています。

夏は意外にも、肌が乾燥する原因がいっぱい! では、一体どんなケアが効果的なのでしょうか?

夏も美肌で過ごそう!夏のボディケア法

夏もしっとり美肌に!夏のボディケア方法

汗をかいたり、紫外線を浴びたり…
夏のボディケアは、乾燥対策と日焼け対策がキーポイント!

ここでは、夏に効果的なボディケア法を解説します。

乾燥対策に【保湿ケア】

ボディクリームを腕に塗る女性

夏でも肌の乾燥は起こるため、保湿対策は必要です。

しかし気温が高くなる夏には、こってりとしたボディクリームは使いにくいもの。
保湿力はありつつも、軽めのテクスチャーのものを選ぶと、心地良く保湿ケアができます。

以下のような時には、ボディクリームでの保湿ケアを忘れずに!

  • お風呂上り
  • 汗をかいた後
  • 冷房の効いた部屋に、長時間いる時
  • 除毛や角質ケアを行った後
  • 日焼けをした後

日焼け対策に【紫外線ケア】

日焼け止めクリーム

保湿ケアと同じくらい大切なのが、紫外線ケアです。

夏の強い紫外線から肌を守るために、日焼け止めは毎日必ず塗りましょう

短時間の外出はもちろん、室内であっても紫外線は入り込んできます。
効果的な塗り方は、以下を参考にしてみて下さい。

  • 日焼け止めの使用量はパッケージに記載してある使用量を守る
  • 2~3時間ごとに塗り直す
  • 汗をかいたり、タオルで拭ったりしたら塗り直す
  • 塗る範囲が広い手足などは、ムラにならないよう均一になじませる
  • 首の後ろや体の側面なども忘れずに!

夏の肌にも保湿ケアとして欠かせないボディクリーム。実は保湿以外にも、様々なうれしいメリットがあります。

保湿以外にも?ボディクリームを使うメリット

ボディクリームのケアでさまざまなメリットが

ボディクリームをおすすめする理由は、肌の保湿効果だけではありません。

ここでは、ボディクリームを使うことで得られる、保湿以外のメリットについて見てみましょう。

肌トラブル対策

夏は日焼けによるシミや、汗による肌荒れなど、乾燥以外にも肌トラブルが気になる季節。

ボディクリームの中に、肌トラブル対策に役立つ成分が配合されていれば、保湿をしながら一緒にケアすることができます。

肌悩みに合わせたアイテム選びで、一石二鳥を狙いましょう。

マッサージ効果

冷房や冷たい飲み物、食べ物…
夏は体の冷えから、むくみやすい季節でもあります。

ボディクリームを丁寧に塗ることで、血行不良が改善され、むくみ解消の効果が期待できます。

血流が良くなると、ふくらはぎなど体の疲れも取れるでしょう。

香りによるリラックス効果

ボディクリームには、良い香りがするアイテムも多くあります。
お風呂上りなど、好みの香りに包まれながらケアをすることで、リラックス効果が期待できます。

ボディクリームの香りを楽しみながら、日々のストレス軽減に役立ちます。

一日の終わりにゆっくりとボディクリームを塗ることで、体と心の疲れを取ることに繋がります。

夏にぴったり!ボディクリームの選び方

夏にぴったりなボディクリームの選び方

ボディクリームは種類が豊富で「どれを選んだらいいのか、わからない…」という人も多いのではないでしょうか?
ここでは、ボディクリームを選ぶ際のポイントについて解説します。

テクスチャーで選ぶ

保湿クリームを指にとる

夏でも心地よくボディクリームを使うためには、テクスチャーが大切なポイントです。

気温が高い季節には、こっくりとした重めのクリームよりも、さらっとした質感のものが使いやすいでしょう。

水分が多めの乳液のようなタイプや、油分を含まないジェルタイプのものなど、様々なタイプが市販されています。
好みの使い心地のアイテムを見つけることが、夏でもボディケアを継続させるコツになります。

また、体のパーツによって、クリームを使い分けても良いでしょう。

全身用には伸びの良いゆるめのテクスチャーのものが、ひじやひざ、かかと用には油分の多い重めのテクスチャーのものがおすすめです。

成分で選ぶ

夏にぴったりのボディクリームを選ぶなら、配合されている成分にも気をつけてみましょう。

まずは、ヒアルロン酸やセラミドなどの「保湿成分」がしっかり配合されているかどうかが大切なポイントです。

その他にも、シミが気になる人は「美白成分」肌荒れが気になる人は「抗炎症成分」が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

エタノールが配合されたアイテムは、さっぱりとした使い心地が魅力。
しかし敏感肌の人には刺激になることもあるので、使用には注意が必要です。

成分については次に詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください。

香りで選ぶ

アロマオイルとさまざまな花

毎日使うものだからこそ、ボディクリームの香りは大切なポイントです。

自分の好みのものなら、香りによるリラックス効果が期待できます。

全身に使うことで使用量が多くなりがちなボディクリームは、濃厚な香りのものよりもすっきりとした香りのものがおすすめです。

せっけん系、柑橘系、フローラル系の香りのものなら、夏でもさわやかに使えるでしょう。
「香りがするのは苦手」という人には、無香料のアイテムもあります。

夏のボディクリームに!おすすめ化粧品成分

ボディクリームの配合成分にこだわる

夏のボディクリーム選びには、配合されている成分も大切です。
ここでは、おすすめの化粧品成分について解説します。

保湿成分

夏のボディの乾燥対策におすすめなのが「保湿成分」です。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸Na
  • 水溶性コラーゲン
  • 乳酸Na
  • PCA-Na
  • グリセリン
  • ヘパリン類似物質

「スクワラン」や「ホホバ種子油」などの、肌になじみやすい油性の保湿成分もおすすめです。

美白有効成分

夏のボディのシミ対策におすすめなのが「美白有効成分」です。

  • アルブチン
  • カモミラET
  • コウジ酸
  • トラネキサム酸
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4-MSK)
  • リン酸L-アスコルビルマグネシウム
  • L-アスコルビン酸2-グルコシド
  • プラセンタエキス

抗炎症成分

夏のボディの肌荒れ対策におすすめなのが「抗炎症成分」です。

  • グリチルリチン酸2K
  • グリチルレチン酸ステアリル
  • アラントイン
  • ヨクイニンエキス
  • トラネキサム酸

ECサイトヘアハピのおすすめボディクリーム

成分から厳選して商品を揃えているヘアハピのおすすめボディクリームです。

まとめ

夏でもボディクリームが必要な理由と、夏のボディケアの方法を解説しました。

夏の肌は紫外線や冷房などの影響で、意外にも乾燥しています。
テクスチャーや香りなど、好みのボディクリームを選ぶことで、毎日心地よくケアを続けましょう。

夏のお手入れが秋の美肌に繋がります。
ご紹介したおすすめクリームを参考に、ぜひ今日からボディケアを始めてみて下さい!

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