- #エイジングケア
- #お肌の知識


目元は顔の中でも特に目立つパーツです。目の下にたるみがあると、それだけで見た目年齢が高く見えてしまいます。
今回はそんな目の下のたるみに注目して、原因と対策を解説します。
この記事では、目の下のたるみが発生する原因、お家でできるセルフケアを紹介します。白クマ博士とネコ助手がわかりやすく解説するので目の下のたるみに悩む人はぜひチェックして下さい。
皮膚が垂れ下がって、なんだかもたついた印象になる「たるみ」。実は、たるみは「シワがひどくなったもの」だとご存知でしたか?
たるみの原因と対策を知る前に、たるみとはどのような現象なのか把握しておきましょう。
シワには次の4段階があります。
一番程度が浅い小じわから始まり、一番ひどいのがたるみです。
乾燥したときに目元などにできるのが第1段階の小じわです。
第1段階の小じわは皮膚の浅い部分にできる一時的なシワなので保湿ケアを行うことで解消できます。
しかし、ケアを行わずに放置すると第2段階、第3段階の深いシワに移行します。そして、シワの最終形態として「たるみ」が発生します。
このように、シワとたるみはつながっています。「小じわが気になるな」と感じる人は、たるみまで進行させないためにも今回紹介するケアを始めることをおすすめします。
まずは目の下のたるみが発生する原因を知っておきましょう。大きな原因は次の2つです。
順番に解説していきます。
眼輪筋は、目の周りを取り囲むように存在し、眼球を動かす時に使われる筋肉です。さらに眼輪筋には目の周りをきゅっと引き締める役割もあります。
目の周りには眼球を包むクッションのような役割を果たす脂肪が存在しており、その脂肪が前に飛び出ないように押さえつけているのも眼輪筋です。眼輪筋が衰えると、この脂肪が前に出てきてしまい、たるみが発生するのです。
皮膚の土台にはコラーゲン線維、エラスチン線維と呼ばれる組織があります。これらは弾力がある組織で、肌のハリを保つのに重要な役割を果たしています。
しかしこれらの線維は、加齢や紫外線の影響で減少・劣化してしまいます。すると、皮膚を支えきれなくなり、重力に負けて垂れ下がってしまいたるみが発生するのです。
年齢を重ねるほどたるみは発生しやすいですが、同じ年齢でも目の下のたるみが気になる人とそうではない人がいます。この違いは何なのでしょうか?
目の下のたるみが発生しやすい人の特徴をチェックしておきましょう。
当てはまるものがある人は、今は気にならなくても今後たるみの発生に注意するべきです。
仕事でパソコンを長時間使う、家に帰ってきてからもスマホを触っている時間が長い。こういう方は目の下のたるみが発生しやすいです。
長時間にわたってパソコンやスマホを見ることで視線が一点に集中し、眼輪筋を動かすことが少なくなります。他の筋肉と同じように、眼輪筋も動かさずにいたら衰えていきます。
眼輪筋が衰えることで眼球を包む脂肪を引き締められず、目の下のたるみが発生します。
屋外での活動につきものなのが紫外線です。
スポーツやイベントなど、直射日光が当たる場所で活動する人は、紫外線を多く浴びています。紫外線は、皮膚の老化原因の約80%と言われるほど肌の劣化を促進する美容の大敵です。
紫外線を浴びると、皮膚の土台であるコラーゲン線維やエラスチン線維が劣化します。さらに、線維そのものを作る能力も低下し、ますます劣化に拍車がかかり土台にハリがなくなります。
その結果、目の下のたるみが発生するのです。
目の下の膨らみである「涙袋」が生まれつき大きい人はたるみが発生しやすいです。
涙袋はホルモンタンクなどと呼ばれることもありますが、その正体は眼輪筋が発達して膨らんだもので、いわば「力こぶ」のような存在です。
年齢を重ねると眼輪筋が衰え、それにともなって涙袋を支えていた膨らみがなくなっていきます。すると、膨らんでいた部分の皮膚が余り、垂れ下がることで目の下のたるみになってしまうのです。
では、目の下のたるみを改善するにはどうしたら良いのでしょうか?たるみの改善方法を3つ紹介します。
目の下のたるみ改善方法の1つ目は「マッサージ」です。
マッサージには次の効果があります。
・血行促進
・老廃物の排出
マッサージすることで凝り固まっていた筋肉をほぐし弾力のある状態を取り戻します。筋肉をほぐしたら、次はリンパの流れを良くして老廃物を排出することも重要です。
老廃物を回収する役割があるリンパ管には心臓のようなポンプ機能がありません。そのため、ほぐした筋肉を動かし、リンパ管の流れをスムーズにするのが有効です。
そうすることで、皮膚の深い部分にある組織が活性化されて、新陳代謝が促進されます。
マッサージは次のように行いましょう。
まずは肌の滑りをよくするために、マッサージオイルやクリームを付けましょう。血行を促進するために、マッサージ前にホットタオルなどで目元をあたためておくのもおすすめです。
注意点としては、目の周りは他の部分よりも皮膚が薄くデリケートなため、強い圧力や摩擦を避け、優しく扱うことです。
加齢や紫外線の影響でダメージを受けたコラーゲン線維やエラスチン線維には次の成分がおすすめです。
これらの成分は肌に浸透し、コラーゲン線維やエラスチン線維の修復を助ける働きがあります。
毎日スキンケアとして取り入れることで、目の下のたるみを少しずつケアできます。
これらの成分を含む化粧水、乳液、美容液で先程紹介したマッサージを行うとより効果的です。
マッサージやスキンケアでしっかり土台をケアするのもいいけれど、できればすぐに目の下のたるみを隠したい!という人はたるみをカバーするメイク術を知っておくと良いでしょう。
目の下のたるみをカバーするメイク術は次の通りです。
目の下のたるみやくまによる影には、オレンジ色のアイテムが最適です。オレンジ色のアイテムは、影になることによって暗く見えている部分に血色感を補い目立たなくしてくれる効果があります。
仕上げにハイライトを指でとんとんと乗せることで、たるみによる影を飛ばし自然なツヤ感を演出できます。
たるみはシワの最終形態であり、できてしまうとケアが大変です。
一番良いのは、そもそもたるみを作らないこと。既にたるみが気になる場合も、これ以上悪化させないことが重要です。
なるべく早いうちからたるみを予防する方法を取り入れましょう。
紫外線は肌の土台にあるコラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与え、目の下をたるませる大きな原因です。
そのため、たるみを防ぐには紫外線対策が最重要です。具体的な紫外線対策は次の通りです。
天気が悪い日や冬場でも、思っている以上に紫外線は降り注いでいます。
晴れの日を100とすると曇りや雨の日で30~50%、夏場を100とすると冬場で40~60%の紫外線量です。
「今日は日が出てないから大丈夫」と油断せず、外出時は年間を通して日焼け止めで防御するのが重要です。
さらにしっかり対策するなら日焼け止めに加えて帽子や日傘を活用しましょう。
日焼け止めを塗っていても、時間とともに効果が減少していることも多いです。帽子や日傘を使って直射日光を防ぐことで大きな紫外線予防効果があります。
また、屋内でも日当たりの良い場所には注意が必要です。ガラスには紫外線を通す性質があるため窓ガラス越しの屋内には紫外線が降り注いでいるのです。
直射日光が入る場合は薄手のカーテンやブラインドを活用して紫外線をカットしましょう。
日頃から眼輪筋を鍛えておくのも重要です。
眼輪筋トレーニングは場所を選ばず手軽にできるので、スキマ時間を見つけて取り組んでみましょう。
おすすめの眼輪筋トレーニングは次の3つです。
下まぶたの筋肉を鍛えるトレーニングです。
上下のまぶたに指を置くことで、動かす筋肉を意識できます。下まぶたの筋肉に効かせるイメージで動かしましょう。
ウインクする時に頬の筋肉を使って持ち上げてしまうと眼輪筋に効かせる事ができません。眼輪筋を鍛えることを意識して行いましょう。
眼球を大きく動かすことで眼輪筋全体に効かせるトレーニングです。
パソコンやスマホの操作で1点に集中しがちな目を動かすことで眼輪筋を鍛える効果が期待できます。
血行を良くすることによって深い部分の筋肉が活性化されて、ハリが保たれ、目の下のたるみ予防につながります。
血行を良くする方法としては次が挙げられます。
湯船に浸かったり運動したりすることで、血行が促進されます。
すると、筋肉や皮膚に栄養が運ばれて代謝が活発になります。また、滞っていた老廃物が流されむくみの解消にもつながります。
特に運動は一時的に血行が良くなるだけでなく、筋肉が鍛えられることで普段の血行自体を良くする効果も期待できます。
さらに食生活も非常に重要です。
野菜、タンパク質、炭水化物の3つのバランスを基本として、ビタミンやミネラルなどを不足なく補えるよう、さまざまな種類の食材を取り入れるのがおすすめです。
カプサイシンなどの香辛料は血行を促進する効果があるため、特に取り入れたい食材です。
目の下のたるみは眼輪筋の衰えと肌の土台組織の劣化が原因です。パソコンやスマホを長時間見ている人や、紫外線を浴びる機会が多い人は要注意です。
目の下のたるみを改善するには、マッサージや有効成分を含むスキンケアがおすすめです。すぐに隠したい人はメイクでカバーするのも手です。
目の下のたるみで重要なのは、発生する前に予防することです。紫外線対策やトレーニングなどちょっとした習慣を取り入れて、ハリのある若々しい目元をキープしましょう!