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化粧水を肌につけたとき「ヒリヒリする」「しみる」という経験はありませんか?
化粧水で肌がヒリヒリするときは、肌からの危険信号です。
この記事では、化粧水を使うとヒリヒリする原因や使い続けるとどうなるか、またヒリヒリしない化粧水の選び方について解説します。
化粧水をつけたときにヒリヒリしたら「肌によく効いている」「肌にしっかり浸透している」と思っている人がいたら、それは間違いです。
例えば、手指に傷があるときに塩水につけると、ピリッとしたり痛みを感じたりするのと同じで、肌に何らかの原因があると考えられます。
どのような原因があるのか、次章でくわしく見ていきましょう。
化粧水で肌がヒリヒリする原因はいくつかあり、肌自体に原因があるケース、肌に合わない成分が配合されている、スキンケアの仕方に問題がある、などが挙げられます。
化粧水で肌がヒリヒリする主な5つの原因をお伝えします。
同じ人でも肌状態はいつも同じではありません。いつも使っている化粧水が突然ヒリヒリすると感じたら「肌荒れ」が原因の可能性が高いです。
肌荒れする原因は人によりさまざまですが「寝不足が続いている」「メイクをしたまま寝てしまった」「生理前で肌が敏感になっている」など、何かしらの原因があります。
肌にはバリア機能という、外的刺激から肌を守ったり肌内部の水分を保ったりする、肌本来が備えている働きがあります。
気温や湿度が低下する冬場は、肌が極度に乾燥しやすく、粉吹き状態になっているときなどはバリア機能が低下し、化粧水がヒリヒリしやすいので要注意です。
また、普段から化粧水だけ、ジェルだけなどの簡素なスキンケアもうるおい不足で、バリア機能低下の原因になります。
特に肌が乾燥するとバリア機能が低下し、肌がヒリヒリするだけでなく、あらゆる肌トラブルの原因を引き起こします。
肌に合わない成分が化粧水に配合されていると、ヒリヒリすることがあります。
どの成分が合わないかは人それぞれですが、エタノールが高配合の化粧水やピーリング効果のあるAHAやBHAなどは、ヒリヒリしやすい成分です。
エタノールは化粧水に少量配合されている場合は、使用感を軽やかにしたりべたつきをおさえたりしますが、高配合になるとヒリヒリしやすくなります。
マスクから開放されて以降、守りのケアから攻めのケアへシフトする傾向が強くなりました。
針コスメ(ニードルコスメ)や高濃度のレチノール、高濃度のビタミンC、どれも美容に関心のある方には魅力的なスキンケアです。
しかし、針コスメを使ったあとに高濃度ビタミンCや高濃度レチノールを使用し、洗顔はピーリング成分やサリチル酸配合のもの使うなど、攻めのスキンケアを多用すると角質が薄くなり、化粧水がヒリヒリする原因になります。
化粧水や乳液、クレンジングの塗布時にコットンを使用している方は、肌摩擦により刺激が生じ、化粧水をつけるとヒリヒリしやすくなります。
口周りや頬だけヒリヒリする場合は、マスク着用による擦れが原因の可能性があります。
仕事柄どうしてもマスクが必要な方は、口周りにマスクが密着しないタイプのマスクを選ぶのも方法のひとつです。
ここでクイズです!化粧水がヒリヒリしたまま使い続けるとどうなるでしょうか?
A.慣れていく
B.改善していく
C.悪化する
正解はCの「悪化する」です。
化粧水で肌がヒリヒリしても使い続けていると、赤みやほてりが生じやすくなります。
肌が赤くなる、熱っぽさを感じる場合は危険信号です。
化粧水を使ってヒリヒリしたまま使い続けると、肌荒れが悪化しやすくなります。
炎症を起こしているところにさらに炎症を引き起こすため、肌には大きな負担になってしまうのです。
肌に合わない成分によりヒリヒリする場合は、使い続けるとかぶれを起こす可能性があります。
かぶれは徐々に起こるケース、突然顔が腫れあがるケースなどがあります。かぶれが生じたら、皮膚科で治療を受けましょう。
敏感肌や乾燥肌の方は、1年の間でも化粧水をつけるとヒリヒリすることが何度か起こる場合があります。
化粧水をつけてもヒリヒリさせないためには、スキンケアの見直しが必要です。見直すべきポイントをチェックしていきましょう。
肌を乾燥させない、バリア機能を低下させないようにするには、洗顔やクレンジングの見直しが必要です。
できるだけ肌本来のうるおいが保てる洗い方や、洗浄成分にこだわりましょう。
クレンジングはメイクに合った洗浄力で、なおかつうるおいが保持できるタイプがおすすめです。
保湿成分が配合されたミルクタイプやジェルタイプは、落としすぎずうるおいが保持しやすくなります。
摩擦が生じやすい拭き取りタイプは避けて、すべりのよいクレンジングを選びましょう。
洗顔料は、落としすぎないアミノ酸洗浄成分や保湿成分配合のものを選ぶとヒリヒリしにくくなります。
洗ったあと、ツッパリ感がなくしっとりしたタイプを使ってください。
洗顔料やクレンジングの洗浄力が高すぎて、乾燥しヒリヒリしてしまう方もいます。 化粧水前の洗うケアには十分に気をつけましょう。
エイジングケアに力を入れている方は、どうしても攻めのアイテムで肌に活を入れたくなりますが、化粧水をつけてヒリヒリする場合はすべてお休みしましょう。
肌荒れや乾燥がひどい、ヒリヒリするときは、守りのケアに徹するのが原則です。
肌に対する1日を振り返ると、顔はいかに多く摩擦を受けている場所かわかります。
洗顔、クレンジング、スキンケアの塗布、ベースメイクなど、何度も肌に触れています。
ヒリヒリさせないために、スキンケアやメイク時は、極力肌を摩擦しないようにおこなうことが大切です。
紫外線は、肌に大きなダメージを与えるため、顔は1年中紫外線対策が必要です。
しかし、化粧水がヒリヒリするときは、日焼け止めさえも刺激になってしまいます。
ヒリヒリするときは、日焼け止めは一旦お休みして、帽子や日傘でカバーしましょう。
1年を通して使用する日焼け止めは、SPF20~30前後のものだと肌負担が軽くおすすめです。
使っている化粧水がヒリヒリする場合は、ヒリヒリしにくい化粧水に変えることをおすすめします。
ここからは、ヒリヒリしにくい化粧水の選び方を解説します。
化粧水をつけてヒリヒリする肌は、バリア機能が低下している可能性が高いです。
化粧水に、バリア機能をサポートする保湿成分が配合されているものを選びましょう。
セラミドには、さまざまな種類がありますが、おすすめはヒト型セラミドです。
ヒト型セラミドは、人の肌の構造に合わせて作られたセラミドで、バリア機能をサポートする働きがあります。
肌のセラミドの量は年齢とともに減少し、60代になると20代の半分まで低下すると言われています。
20~30代の頃は何をつけてもヒリヒリしなかったのに、40~50代以降ヒリヒリする方はセラミドが不足し、バリア機能が低下しているのかもしれません。
また、セラミドは油溶性成分のため、肌の水分蒸発を防ぐエモリエント効果もあります。
美しいうるおった肌を保つのに重要な「セラミド」これをスキンケアとして取り入れるだけでなく、サプリメントとして体内から補うことが可能になりました。乾燥や肌荒れ、肌が赤くなる敏感な肌の方などにおすすめです。
ヒアルロン酸は、保水効果のあるおすすめ成分です。
ヒアルロン酸は、人の肌の中にもあり、真皮のコラーゲン繊維やエラスチン繊維の隙間を埋めて肌を支える役割を果たしています。
ヒアルロン酸は高分子のため、肌内部には入りませんが、角質層の水分を保ちみずみずしい肌へ導く働きがあります。
ヒアルロン酸は、化粧水や乳液などのすべりを良くする効果もあり、摩擦レスでヒリヒリさせず肌に塗布しやすくなるのも利点です。
ナイアシンアミドは、医薬部外品ではシワ改善や美白効果で有名ですが、一般化粧品にも配合されています。
ナイアシンアミドは保湿効果があり、肌のバリア機能をサポートして水分蒸発を防ぐ効果があります。
化粧水を選ぶときには、これらの保湿成分をチェックして選んでみてください。
化粧水にアルコールやエタノールが高配合されていると、肌がヒリヒリしやすくなります。
アルコール(エタノール)フリーのものを選びましょう。
ヒリヒリしない化粧水選びをするなら、なるべく添加物が少ないものを選んでください。
化粧品に配合される添加物は基本的に肌刺激が少ないですが、敏感になった肌には刺激になる場合があります。
化粧水で肌をヒリヒリさせないためには、生活習慣にも気をつけることが大切です。
気をつけたい5つの生活習慣をお伝えします。
すこやかな肌を維持するためには、肌を作るための栄養素が役立ちます。
内側からのケアで肌荒れを予防し、バリア機能を整えることができます。
| 栄養素 | 肌への効果 | おすすめの食品 |
|---|---|---|
ビタミンA |
ターンオーバーを整える |
うなぎ、レバー、チーズ、ほうれん草など |
ビタミンB |
肌荒れ予防効果 |
豚肉、レバー、鶏肉、マグロ、ブロッコリーなど |
ビタミンC |
抗酸化作用がある |
キウイ、イチゴ、グレープフルーツ、パプリカなど |
亜鉛 |
皮膚の炎症を抑える |
牡蠣、牛肉、小麦など |
特にビタミンB群は、肌荒れ予防に効果的なので、化粧水をつけてヒリヒリするときには積極的に摂取してほしい栄養素です。
「美肌は腸から作られる」ということを聞いたことがありませんか?
便秘になると悪玉菌が増えることから、肌荒れの原因につながりやすくなります。
腸内環境を整える、食物繊維や発酵食品を摂取しましょう。
| 栄養素 | 効果 | おすすめの食品 |
|---|---|---|
食物繊維 |
水溶性食物繊維:便をやわらかくする |
水溶性:オクラ、里芋、ゴボウ |
発酵食品 |
腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑える |
ヨーグルト、納豆、キムチなど |
適度な運動をすることで筋肉が動き、血行やリンパの流れが促進されます。
立命館大学とポーラ化成工業株式会社の共同研究によると、40~50代の女性を対象にした運動介入で、有酸素運動と筋肉トレーニングをおこなうと皮膚老化を改善することがわかっています。
特に筋肉トレーニングは、真皮の厚みを改善すると報告されています。
参考資料:立命館大学
バリア機能を低下させない肌作りには、良質な睡眠が必要です。良質な睡眠を得るためには、規則正しい生活をおこなうことが大切。
例えば、土曜日は夜更かしして、日曜日は昼過ぎに起きる→日曜日の夜は眠れず寝不足のまま月曜がスタート。
休日の生活の乱れが睡眠に影響し、寝不足でだるい体を引きずったまま出勤すると肌にも影響が出やすくなります。
このように生活リズムが崩れると、睡眠に影響を与えてしまいます。 寝つきが悪い人は、休日もなるべく早起きする、軽い運動を取り入れるなどの工夫をしてみましょう。
現代社会で生きている人はみんな何かしらのストレスを抱えています。仕事、病気、家庭環境、人間関係など、生きている以上避けることはできません。
SNSを始めたばかりに誹謗中傷受けてストレスを抱えてしまう人、ネット上の付き合いで悩む人、ママ友などの人間関係で悩む人は、いっそのこと手放してみるのもひとつの方法です。
病気や家庭環境が悩みの場合手放せませんが、手放せる悩みは意外に多いものです。
もし大きな悩みが5つあったら、2つくらいは手放せるかもしれません。
一般的に「ストレスは解消しよう」といわれていますが、アロマやお風呂、遊びなどで解消できるものは悩みのうちには入らないでしょう。
ストレスを手放すとは、自分で割り切る覚悟を決めることです。
ストレスは、肌に与える影響が大きいだけに、自分のご機嫌をとる方法も考えておきましょう。
化粧水がヒリヒリするときは、なぜなのか原因を考えること、化粧水やスキンケアの見直しをすることが大切です。
特に冬場は、化粧水がヒリヒリしやすい時期なので、肌にやさしい守りのケアで解決しましょう。セラミド化粧品を取り入れるなど、バリア機能改善を意識したスキンケアを心がけましょう!