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KNOWLEDGE OF SKIN CARE
VOL.
122
  • #エイジングケア

口元のたるみを引き上げる!たるみの原因と改善方法

口元のたるみがあると、実年齢よりも老けて見えてしまうため、気になりますよね。

口元のたるみができる原因や改善方法について詳しくお話しします。
スキンケアだけでなく、エクササイズなども取り入れながら、口元のたるみを引き上げていきましょう!

口元のたるみの原因とは

口元のたるみの原因とは

口元、口周りにたるみができるのにはいくつかの原因があります。年齢だけでなく、生活習慣も関係しています。

加齢による筋力の低下

口元のたるみを気にする中年女性

年齢を重ねるほどお肌は衰えてきますが、それは皮膚がたるむからだけでなく、口周りの筋肉も衰えてくるからです。

顔には30を超える表情筋があり、口の周りの口輪筋もそのひとつです。

口輪筋は頬と繋がっている筋肉もあるため、口輪筋が衰えることによりその周辺の筋肉もおのずと引きずられてしまいます。

口輪筋の衰えによって、口元だけでなく、顔全体がたるんで見える原因にもなります。

紫外線のダメージ

紫外線ダメージで皮膚がたるむ解説図

紫外線はシミの原因になるだけでなく、しわやたるみの原因にもなります。

紫外線にはA波とB波の2種類があり、A波は真皮まで届いてコラーゲンを破壊してしまうからです。

コラーゲンが破壊されれば肌のハリがなくなり、たるみやすくなってしまいます。

また、紫外線のダメージから体を守ろうとして、体内には大量の活性酸素が発生します。
活性酸素は、体に必要なものではありますが、増えすぎると細胞を傷つけ、シミやシワなど老化の原因になるものです。

コラーゲンの破壊だけでなく、活性酸素の増加によっても肌が老化し、たるむ原因になります。

コラーゲンの減少によるハリの低下

皮膚の断面図

口元のたるみを作るのは、筋肉の衰えだけではありません。お肌のハリがなくなることも、たるんで見える原因になります。

お肌は、上から表皮、真皮、皮下組織と3つの層からなりますが、真皮層にはコラーゲンやエラスチンなど肌のハリを支えるタンパク質があります。

年齢とともにコラーゲンなどが減少したり、新たに作られる量が減ったりすると、肌のハリがなくなってきます。

弾力のない肌は硬く、ゴワゴワして見えるうえに、表皮も支えきれなくなるため、全体的にたるんで見えるようになるのです。

脂肪の増加

年齢とともに脂肪が増えてくるのもたるみの原因になります。

脂肪が増えると筋肉で支えなくてはなりませんが、表情筋をよほど鍛えておかないととても支えきれません。

加えて、コラーゲンやエラスチンといった繊維も減っていますから、脂肪を支えきれず、口元がたるんでしまうのです。

むくみ

むくみは年齢に関係なく、口元のたるみの原因となります。

表情筋を動かしていなかったり、血行が悪かったりしてリンパの流れが滞ると、顔全体にむくみが生じます。

むくみは皮膚の下に余分な水分が溜まっている状態ですので、顔全体がパンパンに見えます。

朝起きたときに顔がむくんでいても、すぐにもとに戻るならあまり心配はいりませんが、半日経ってもむくみが引かないと、むくんでいる状態が普段の顔になってしまいます。

やがてむくんで伸びた皮膚がたるみ、それが口元のたるみへとつながります。

姿勢の悪さ

猫背でPC作業する女性

1日中パソコンの前で仕事をしている人や、スマホを見ている時間が長い人は、姿勢が悪くなりがちです。

猫背になったり、下を向いたままになったりしていませんか?

姿勢が悪いと血流も悪くなります。血行が悪いと体全体のめぐりも悪くなり、むくみやすくなります。

また、ずっと下を向いていると、重力で顔が引っ張られるため、頬や口元などが下がり気味になり、それがたるみの原因となります。

よく噛まずに早食いしている

忙しくて、食事の時間が短い、早食いをする人は口元がたるみやすくなります。

早食いをしているということは噛む回数が少ないということです。つまり、表情筋、特に口周りの筋肉が十分動かせていないことになります。

また、柔らかいものばかり食べている人も、早食いにつながります。しっかり噛まなくても飲み込めてしまうので、噛む回数も少なく、表情筋を使えていません。

そのため、早食いは口元のたるみにつながるのです。

無表情の時間が長い

笑顔の女性

表情筋は、加齢だけでなく、使わないことでも衰えてきます。運動不足の人がちょっとしたことで筋肉痛になるのと同じで、使われていない筋肉はどんどん衰えていくのです。

話をしたり、食事をしたりするときに口周りの筋肉を使うものの、日常的に使われている表情筋はおよそ30%しかありません。意識して表情を豊かにしないと、筋肉の衰えは加速していきます。

今はスマホやパソコンを見ている時間は無表情になっていることが多いと思いますし、長いマスク生活によって目元以外の筋肉は使われない時間が長くなっていました。

表情が乏しいと、口元の血行が悪くなり、筋肉も硬くなって衰えてしまいます。

口呼吸

口呼吸とたるみにどんな関係が?と思うかもしれませんが、実は大いに関係があるのです。

口呼吸をしていると、常に口の周りの筋肉がゆるんだ状態になり、知らず知らずのうちに筋肉が弱っていきます。

また、鼻呼吸をしているときは口が閉まっていますから、舌は上顎についた状態になっているはずです。それが正しい口の姿勢です。しかし口呼吸をしている人は舌が下顎側に落ちています。

舌回りの筋肉が弱ることで、顎周りの筋肉の衰えにもつながり、口元がたるみやすくなるのです。

口元のたるみを改善する方法

口元のたるみを改善する方法

ではどうすれば口元のたるみを改善できるのか、まずはスキンケアや日頃の生活習慣から改善していきましょう。

保湿をして潤いとハリのある肌を保つ

保湿クリームのイメージ画

肌が乾燥しているとしぼんで見えますし、小じわも目立ちます。カサカサでたるんだ口元は、保湿をしっかりすることで肌がふっくら見えるようになります。

化粧水や乳液、クリームは保湿効果の高いものを選びましょう

  • セラミド
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • ヒアルロン酸
  • プラセンタ
  • スクワラン

などが入っているか、成分表示を確認してください。

どの成分が良いかは、その人の肌質によっても違います。いくつか使ってみて、自分の肌にしっくりくるものを選ぶと良いでしょう。

化粧水の後は必要に応じて美容液を足し、乳液かクリームなど油分の入ったものを使って水分を閉じ込めます。

ベタつくのが嫌だからと化粧水だけで済ませてしまうと、水分が蒸発しやすくなり、余計に乾燥してしまいます。水分のあとには必ず油分が必要です。

口周りは特に乾燥しやすいので、念入りに保湿をしましょう。

紫外線対策

UVケアで紫外線を跳ね返す

1年を通じて、紫外線対策は欠かせません。寒い日も、曇りの日も、日焼け止めを忘れずに塗りましょう。

必要に応じて、日傘や帽子などのアイテムも使い、徹底して紫外線を浴びないようにします。もしうっかり日焼けをしてしまったら、その日はいつもより丁寧に保湿をします。

そして、活性酸素が増えないように、抗酸化作用のあるものを食べましょう。

ビタミンAやビタミンEを含む緑黄色野菜や、ビタミンCをたっぷり含む柑橘類などが手軽にとりやすい食材です。

日焼け止め・保湿と食事、体の外側と内側からしっかりと紫外線対策をすることで口元のたるみを防ぎます。

下を向かずに姿勢をよくする

常に目線をまっすぐにすることを意識しましょう。

スマホを見るときは顔を下げるのではなく、スマホを目の位置に持ってきます。

パソコン仕事で下を見ることが多い人は、パソコン台などを利用して少しでも前を向いた姿勢のまま画面を見られるようにします。

重力で顔が下に引っ張られないようにすることを意識して、顔が前を向くように、良い姿勢を保つようにしてください。

1口30回以上噛んで食べる

口輪筋を鍛えるために、食事の時は1口30回は噛むように意識してください。

噛む回数を増やすことが難しいと感じる人は、食材の硬さや大きさに変化をつけてみると良いでしょう。

たとえば、豆腐は大して噛まなくても食べられますが、厚揚げにすれば噛む回数が増やせるはずです。

葉物野菜よりは根菜類の方が歯応えがありますので、大きめに切った根菜を入れたスープや温野菜などもおすすめです。

噛む回数が増えれば、口周りの筋トレになるだけでなく、唾液も増えて口の中の健康増進にも役立ちます。

鼻で呼吸する

鼻が詰まっていて口呼吸ができないなど、鼻に問題がある場合には耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。

つい口で呼吸をしてしまうという人は、しばらくの間、「口を閉じているか」を意識するよう心がけてください。

口呼吸の癖がついているだけなら、口を閉じる癖をつけることもできるはずです。

筋肉が弱っていると、無意識のうちに口が開いてしまいますので、口輪筋を鍛えます。

  • 食事の時にたくさん噛む
  • エクササイズで筋肉を鍛える

などの方法があります。

エクササイズについては、次章でご紹介します。

口元のたるみを引き上げるエクササイズ

口元のたるみを引き上げるエクササイズ

口元のたるみを改善するには、口輪筋を鍛える運動が欠かせません。毎日のエクササイズで口周りを鍛えていきましょう。

あいうえお体操

あいうえお体操する女性のイラスト

口周りだけでなく、顔全体のリフトアップもできる簡単なエクササイズです。

  1. あ:「あー」と口を大きく開ける
  2. い:「いー」と口を横に大きく引くようにする
  3. う:「うー」と口を思い切りすぼめる
  4. え:「えー」と口を横に引っ張りながら口角を引き上げる
  5. お:「おー」と口を縦に伸ばしながら大きく開ける

声を出した方がやりやすいですが、出せない場所であればそのままでも大丈夫です。

口だけでなく、顔全体を動かすイメージで行ってみましょう。

ペットボトルエクササイズ

ペットボトルを口にくわえるだけで、口輪筋を鍛えられるエクササイズです。

  1. 500mlのペットボトルを用意します。
  2. 水を少しだけ入れます。
  3. 唇でペットボトルの口を加えます。
  4. そのまま10秒キープします。
  5. 3セット行いましょう。

ペットボトルは歯で噛まずに、唇の力だけでくわえるようにしましょう。

水の量を増やすと負荷も増えます。強度は好みで調節してください。

割り箸トレーニング

簡単ですが、なかなか負荷の高いエクササイズです。

  1. 割り箸を横にして歯でくわえます。
  2. 笑顔を作り、口角が割り箸よりも上になるように引き上げます。
  3. そのまま10秒キープします。
  4. 3セット行ってみましょう。

口周りの筋肉が弱っていると最初はなかなかできませんが、続けるとできるようになってきます。

口元のたるみを改善するマッサージ

口元のたるみを改善するマッサージ

エクササイズを行ったら、疲れた筋肉をほぐすことによってトレーニングの効果もアップします。

硬くなった筋肉をほぐすと血行も良くなりますので、エクササイズの前後にやってみてください。

リフトアップマッサージ

口角を下げてしまう「口角下制筋」と口角を上げる「口角挙筋」を両方ほぐしていきます。

  1. 口角の斜め下、顎との中間くらいにある口角下制筋に、人差し指~薬指の3本をおき、くるくるともみほぐすようにマッサージします。
  2. 口角の上、小鼻の横あたりを結んだところ(ほうれい線の少し上)にある口角挙筋を、人差し指~薬指の3本で、上に持ち上げるようにしてもみほぐします。
  3. 各30秒くらい行ってください。

肌を傷つけないよう、爪を立てずに指の腹で行うようにしましょう。

咬筋(こうきん)マッサージ

咬筋の場所

頬の外側、頬骨からエラに向かってある筋肉を咬筋(こうきん)といいます。

咬筋はものを噛むときや話すときに使われる筋肉で、ここが硬くなっていると顔が歪み、口角が下がりやすくなります。しっかりほぐしていきましょう。

  1. 手をよく洗います。
  2. 右手の親指を口の中に入れ、左の頬の内側に当てます。
  3. 頬骨に向かってあげていき、頬骨に当たったら外側にある他の指と内側の親指で頬を挟みます。
  4. 頬をつかんでゆらゆらとほぐします。
  5. 反対側も同様に行います。

咬筋をほぐすことで、口元のたるみを改善するだけでなく、小顔効果も期待できます。

側頭筋のマッサージ

側頭筋の場所

頭と顔はつなっているので、頭の筋肉が硬くなると顔のたるみにつながります。

側頭筋は耳の上あたりにある筋肉ですが、頬を支える筋肉と繋がっているため、ここが硬くなると頬や口周りがたるむ原因になります。

  1. 両手を耳の上におきます。
  2. 耳を包み込むようにして、指を側頭筋にあてます。
  3. 側頭筋を引き上げるようなイメージで、小さな円を描くようにマッサージします。

側頭筋をしっかりとほぐすことで、目の周りのたるみやほうれい線の改善効果も期待できます。

まとめ

口元のたるみの原因は、加齢だけでなく紫外線や姿勢の悪さなど、ライフスタイルも関係しています。下を向いて長時間スマホを見ていたり、よく噛まずに早食いをする習慣も口周りの筋肉を衰えさせ、たるみの原因となります。

口元のたるみを改善するには、肌のハリを保つようしっかりと保湿をし、エクササイズやマッサージを併用すると効果的です。

今回は簡単に誰でもできるエクササイズもご紹介しています。続けることで効果が出ますので、ぜひ毎日行ってみてください。

顔の筋肉を鍛えることで、たるみの防止など、アンチエイジングに繋がります♪

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