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肌荒れがひどいときは、スキンケアだけでは改善できません。体の中からのケアも必要です。
しかし、食べ物だけで肌を改善していくのは難しいため、上手にサプリメントを利用しましょう。
ビタミンBをはじめとして、お肌に良いサプリをご紹介します。
肌荒れの原因はいくつもあります。ひとつだけではなく、いくつもの原因が重なり合っていることもあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
お肌を作る元となるのはタンパク質です。しかし、タンパク質が体に効率的に取り込まれるようにするには、タンパク質を代謝するためのビタミンが必要です。
特に、ビタミンB群はタンパク質の代謝と深い関わりがありますので、不足すると肌荒れの原因になります。
食事をちゃんとしているつもりだけれど肌荒れやニキビが増えたという人は、ビタミン類が足りていないのかもしれません。
食事が不規則な人や外食が多い人、偏食がちな人は要注意です。
厳しい食事制限をするダイエットを行っている人は、栄養不足によって肌荒れが起こることがあります。
肌を作るタンパク質が不足することも、タンパク質を代謝するためのビタミンが不足することも肌荒れの原因となります。
また、食物繊維が不足して便秘がちになることも肌荒れを引き起こす原因のひとつです。
摂取カロリーを抑えれば体重は減るかもしれませんが、健康を害してしまうこともあります。過剰な食事制限は避けて欲しいです。
肌は一定の周期で生まれ変わっており、新しい皮膚細胞が作られることによって健やかな状態を保っています。これをターンオーバー(新陳代謝)といいます。
表皮の最も下の基底層で新しく作られた細胞は徐々に上に押し出され、最後は垢となって排出されます。
このターンオーバーの期間は、10代~20代前半であれば約28日周期なのですが、年齢とともに長くなっていき、ストレスや生活習慣の乱れ、加齢などが原因となって乱れることもあります。
食生活の乱れによるビタミン不足も、ターンオーバーが乱れる一つの要因です。
肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が排出されず、肌の表面に残ってしまいます。すると肌のキメは粗くなり、バリア機能も低下してしまいます。そのため、肌荒れも起こりやすくなるのです。
肌のバリア機能の低下の原因は、ターンオーバーの乱れだけではありません。
などが原因で低下してしまうことがあります。
最も大きな理由は、誤ったスキンケアによる肌の乾燥です。
保湿が不足や、洗顔のしすぎなどで皮脂が過剰に失われ、角層の水分が足りなくなってバリア機能も低下してしまうのです。
外部刺激に弱くなってしまうため、肌が荒れやすくなります。
女性に多い肌荒れの原因のひとつが、便秘です。便秘が長引くと、腸の中に老廃物がたまり、悪玉菌が増えてしまいます。
腸の中で増えた悪玉菌から有害物質が生み出され、それが血流に乗って全身を巡ります。
最終的にはその有害物質が肌から排出されるため、吹き出物が増えるのです。
女性は、生理の前後でホルモンバランスが乱れやすく、それが肌荒れにつながることがあります。
特に生理の前は黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えることから、普段よりも皮脂が増え、ニキビができやすくなります。
また、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどの影響でホルモンバランスが乱れることもあります。
老廃物が排出されにくくむくみが出たり、イライラして肌の調子が悪くなったりすることもあります。
生理が終わって卵胞ホルモン(エストロゲン)が増えると、また潤いのある肌が戻ってきます。ですので、生理の前にプロゲステロンが増えることは仕方がないとしても、それ以外の時期にホルモンバランスを乱さないことが重要です。
加齢によって肌の水分量・油分量ともに低下するため、肌が乾燥してバリア機能が低下してきます。
ターンオーバーの乱れもあり、紫外線のダメージからの回復力も遅く、若い頃と比べてスキンケアの効果を実感しにくくなってきます。
女性ホルモンの分泌量も減ってきますので、更年期以降は特に肌荒れが起こりやすくなります。
肌荒れの原因のところでも説明した通り、タンパク質をとっても代謝するためのビタミンがなければ、健やかなお肌を作ることはできません。
また、体内で作られた活性酸素が肌荒れを引き起こすことが知られていますが、この活性酸素を除去するにも、ビタミンが必要です。
ビタミン類は他にも、
など、様々な働きをしています。
ですので、潤いがあってトラブルのない肌を作るにはスキンケアだけでは不十分です。
食事の栄養バランスに気をつけて、様々な種類のビタミンを摂ることが重要です。
ここからは、具体的なビタミンの働きについて見ていきましょう。
肌のターンオーバーを正常化するために欠かせないビタミンが、ビタミンB2です。タンパク質の代謝を助け、肌の再生をサポートしてくれます。健康的な美しい肌を保つには、ビタミンB2が欠かせません。
また、皮脂の分泌量を調整する働きもありますので、皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなっている人にも、積極的に摂って欲しい栄養素です。
などに多く含まれています。
ビタミンB6もタンパク質の代謝に関わるビタミンです。肌のターンオーバーを促進するために欠かせない栄養素であり、ビタミンB2と同様に皮脂の分泌量を調整する役割もあります。
そしてもうひとつ大切な役割が、女性ホルモンのエストロゲンの合成に関わるビタミンだということです。
女性ホルモンの乱れも肌の状態に影響しますので、しっかりと分泌されるためにはビタミンB6の働きが欠かせないということです。
などに含まれています。
ビタミンB12は、肌の細胞が生まれ変わるのをサポートするビタミンです。また、コラーゲンの精製もサポートしているので、ハリのある肌を保つにも、積極的に撮りたい栄養素です。
そしてもうひとつ重要な役割が、血液を作る働きです。
葉酸と協力して赤血球を作る働きがあり、「造血のビタミン」とも呼ばれます。
ビタミンB12と葉酸を積極的に摂ることで血流を増やし、酸素や栄養素が肌の隅々まで行き渡るようにすることで、肌荒れを予防できます。
などに含まれています。
ビタミンAは、肌や粘膜を健やかに保つために欠かせない栄養素です。
肌の細胞の成長を促進し、ターンオーバーを正常化します。古い角質の排出をサポートすることで、滑らかな肌を作ります。皮脂分泌のコントロールにも関わっているので、不足するとニキビが増えてしまうことがあります。
また、肌のバリア機能も強化し、外部刺激から肌を守ります。
活性酸素を除去する抗酸化作用もありますので、紫外線のダメージなどから肌を守る働きももっています。
などに多く含まれています。
ビタミンAは脂溶性ですから、油との相性がよく、炒め物などで食べると効果的です。
お肌に良いビタミンというと、ビタミンCを思い浮かべる人も多いと思います。
ビタミンCの肌への働きは、このようなものがあります。
どれも肌荒れを抑えるのに役立つ働きですが、注目したいのはターンオーバーの促進と抗酸化作用です。
ターンオーバーを正常化することは健康な肌を保つのに欠かせませんし、活性酸素のダメージから肌を守る働きも重要です。
肌荒れを抑えて透明感のある肌を作るためには、ビタミンCをたっぷりとりましょう。
などに多く含まれています。
強力な抗酸化作用を持つビタミンEにも、ターンオーバーを促進する働きがあります。健康な細胞が作られて、ターンオーバーが正常化されれば、肌荒れを修復できます。
また、肌のバリア機能を高めながら、血行をよくする働きもあります。酸素や栄養素を肌の隅々まで届けることができ、健やかな肌を作るのにも役立ちます。
などに多く含まれています。
肌荒れを防ぐために、ビタミンと同時に摂って欲しい栄養素についても解説します。
やはり、肌の元となるのはタンパク質です。健康な細胞を作るために欠かせない栄養素であり、コラーゲンの元にもなるものです。
タンパク質というと「肉」をイメージすることが多いと思いますが、動物性タンパク質だけでなく、植物性タンパク質もバランス良く摂取することが大切です。
必須脂肪酸とは、体内で作ることができない脂肪酸のことです。オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸を指します。
このうち、お肌のために積極的に摂って欲しいのはオメガ3系脂肪酸です。
脂質は肌に悪いものと思われがちですが、決してそうではありません。適度な脂質は肌の潤いをキープするために必要です。
そしてオメガ3系脂肪酸は、肌のターンオーバーを正常化し、血流をよくする働きもあります。
などに含まれています。
食物繊維は、普段の食事の中でも不足しがちな栄養素ですので、積極的に摂りたいところです。
食物繊維をとることで便秘を解消し、腸内環境を整えます。
悪玉菌を減らして善玉菌が増えていけば、体の中に毒素がまわることもなく、肌荒れも改善していきます。
人の体はビタミンを作り出すことができません。食事から摂るしかないのです。
ですから、栄養バランスの良い食事を心がけ、食べ物から栄養をとっていくのが理想です。
しかし忙しい毎日の中で、常に栄養バランスの良い食事をとるのはなかなか難しいことです。
そんなときは、足りていない栄養素をサプリメントで補っていきましょう。
サプリメントは食品なので、基本的にはいつ摂取しても良いものです。朝でも夜でも、自分が忘れずに飲めるタイミングで構いません。
ただし、同じように飲むなら少しでも効果を実感しやすい方法が良いと思います。ビタミンサプリの効果を高めるには、飲み方も工夫してみます。
マルチビタミンのサプリメントを飲む場合は、食事中または食後がおすすめです。
空腹時(食間)にとるよりも、食事をして胃腸が活動している時に飲んだ方が吸収率がアップするからです。
ビタミンB群、ビタミンCは、水溶性ビタミンです。一度にたくさん摂っても、吸収されなかった分は全て尿と一緒に排出されてしまいます。
ですので、まとめて摂るのではなく、1日数回に分けて摂るのがポイントです。
たとえばビタミンB群のサプリメントを取るなら、食後に飲むと決めておいて、1日3回に分けてとることができます。
ビタミンにはたくさんの種類があるので、どれを選べば良いのか迷ってしまうと思います。
自分に必要なビタミンサプリを選ぶポイントについても解説します。
たとえばビタミンB2が必要だと思ったとき、納豆や卵を食べれば1日の必要量をとることはそれほど難しくはありません。
しかし、ビタミンB2を効率的に摂れる食材が嫌いな場合は不足する恐れがあります。
肌荒れを予防するために必要なビタミン類のうち、自分が好きでない食材や普段食べない食材に含まれているものは、無理してその食材を取り入れるよりも、サプリメントで補う方が効率的です。
サプリメントが続かなくなる理由の一つが、飲みにくさです。
など、「飲みにくい」と感じてしまうとつい忘れがちになります。
ですので、
など、自分が飲みやすいと思うものを選んでください。
飲んでみないとわからないこともあるので、もし少量でお試しができるなら、現品を購入する前に試してみることをおすすめします。
飲んだときの味や匂いも重要な要素なので、いきなり何袋も大量に購入せず、いくつかのサプリメントを少量ずつ試してみる方が良いでしょう。
サプリメントは価格も大切です。
ビタミンサプリはそれほど高額ではありませんが、数回飲んで終わりというものではないので、しばらく続けていくならお財布にも優しい価格のものを選びましょう。
ビタミンにはたくさんの種類があるので、どれを選べば良いのか迷ってしまうと思います。
自分に必要なビタミンサプリを選ぶポイントについても解説します。
どんなサプリメントを飲むかというよりも、まずは普段の食事の献立から見直しましょう。
ファストフードやインスタント食品などを食べてもサプリメントさえあれば大丈夫、というものではないので、できる限り食事から栄養を摂ることを心がけてください。
体に悪いものは摂らないに越したことはないものの、極端に食事を制限することは、お肌だけでなく健康にも良くないことです。
特に、ダイエット中の人は注意してください。糖質や脂質を制限しすぎると、ホルモンバランスが乱れたり、肌が乾燥したりします。
それが肌荒れを招く原因となるため、カロリーは落としても必要な栄養素が少なくならないように、1日の摂取目安量も考えて献立を決めます。
その上で、足りない栄養素をサプリメントで補うのであって、極端に少ない食事とサプリメントだけで過ごすようなことをしてはいけません。
肌荒れを改善してくれるサプリについてよくある疑問や質問、その回答についてまとめました。
Q 肌荒れに良いビタミンはなんですか?
A ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどをとることが効果的です。
特にビタミンB群は肌のターンオーバーを促進し、健やかな肌を作るのに欠かせません。
ビタミンB2、B6、B12を特に意識してとるようにしてください。
Q 肌荒れが起きやすくなるのは何が足りていないからですか?
A 肌荒れの原因はさまざまですが、肌を作るためのタンパク質や、そのタンパク質を代謝するためのビタミンが足りていないことが考えられます。
特にビタミンB群が足りていないと、肌荒れやニキビ、皮膚炎などが起こりやすくなります。
Q ビタミンを補給するにはどうすればいいですか?
A 栄養バランスの良い食事を心がけ、食べ物から栄養を取ることが理想です。
しかし、毎食バランスの良い食事をとることはなかなか難しいので、足りていない栄養素はサプリメントでとるとよいでしょう。
マルチビタミンのサプリを利用すれば、いくつものビタミンを同時に摂ることができます。
肌荒れに良いビタミンの種類やサプリメントについて解説しました。
お肌を作るのはタンパク質ですが、そのタンパク質を代謝するにはビタミンが必要です。ターンオーバーを促進し、血流をよくして酸素や栄養素をお肌の隅々まで運ぶのもビタミンの役目。食事から積極的に摂りたい栄養素です。
しかし1日に必要なビタミンを食事だけでまかなうのは大変です。そこで、サプリメントを上手に利用しましょう。
サプリメントで足りないビタミンを補うことで、肌荒れを防ぎ、健やかな肌を作ることができます。
できる範囲で食生活を見直し、上手にサプリメントを利用することで、肌荒れのない、綺麗な肌を目指しましょう!