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KNOWLEDGE OF HAIR CARE
VOL.
15
  • #頭皮ケア
  • #地肌の悩み

頭皮のべたつきの原因とは?シャンプーしてもベタベタする理由を詳しく解説

「頭皮のべたつき」のご相談をいただくことがあります。最近では、男性だけでなく女性でも悩む方が増えたように感じます。
ここでは、頭皮がべたつく原因やその解決方法を、白クマ博士がわかりやすく解説します。

べたつくのは皮脂が過剰に分泌されているから

頭皮が脂っぽくベタベタする、その原因の多くは頭皮から分泌される皮脂です。皮脂は皮膚を保護、保湿しすこやかに保ち、病原菌などから守るために分泌されています。しかし、もともと頭皮の皮脂量は多いためべたつきやすく、また様々な原因で皮脂が過剰に分泌される場合があるのです。

べたつきの原因を知る

頭皮が脂っぽくべたつく原因は複数あります。どれか一つが原因となっている場合や、いくつかが合わさっている場合もあるでしょう。まず、原因を正しく知ることがべたつき改善への第一歩となります。

シャンプーの洗浄力が汚れに負けているケース

髪を洗う女性

まず、基本となるのは頭皮の汚れを落とすことです。その際、一番重要なのがシャンプーです。

べたつきを落とそうと洗浄力の強い石油系シャンプーで洗うのではなく、アミノ酸シャンプーなどの良質シャンプーを使用してください。髪と頭皮の潤いを守りながら洗うことができます。

アミノ酸シャンプーは汚れ落ちが悪い、という意見も聞きますが、正しく使うことで十分に汚れを落とすことができます。 アミノ酸シャンプーをおすすめする理由とは

ただし、アミノ酸系の洗浄成分を使用したアミノ酸シャンプーであっても、洗浄剤の配合量は商品ごとに違います。つまり髪や頭皮の汚れ具合によって使用量を変える必要があります。

当然ですが、配合量が多くなれば洗浄力は高くなり、泡立ちも良くなります。この配合量や洗浄成分の組み合わせを正しく見なければ、その商品の洗浄力は分かりません。
(※配合量は目安しか分からないので、成分表だけで完璧に洗浄力を測ることはできません)

言いにくいことですが、安価なシャンプーは泡立ちがいまいちなシャンプーが多いように感じます。洗浄力が足りず、汚れが落ちきっていないのに、 すすぎ → タオルドライ → ブロー としてしまうと、髪や頭皮に残った皮脂や汚れで、ベタベタや臭いが発生してしまいます。

洗浄力が足りていないパターンでは髪にも汚れが残るため、良質シャンプーで洗ったはずなのに、髪もごわごわしてツヤのない仕上がりになります。

改善方法は同じシャンプーでいいので、「使用量を増やす」「2度洗い」をして、べたつきの元となる皮脂や汚れをしっかり落としましょう。
正しいシャンプー方法を ↓ で解説します。

過度に洗浄しすぎのパターン

頭皮が脂っぽくべたつく、この場合まず考えることは、洗浄力の高そうな「サッパリ爽快!」「毛穴の脂もごっそり落とす!」などと謳われたシャンプーを使うことです。

これらはたいてい強い洗浄力で油を根こそぎ落とし、またメントールといった肌に清涼感を与える成分が配合され爽快感があります。しかし清涼剤は汚れ落ちとは直接関係はありません。

これで改善すれば良いのでしょうが、ほとんど改善はしないでしょう。むしろ私が考える理屈からすると、べたつきは悪化するはずです。

人の皮膚に元から備わるバリア機能
肌の綺麗な女性

頭皮を含め人の皮膚にはNMF(アミノ酸など)、細胞間脂質(セラミドなど)、皮脂(天然のクリーム)、を生み出す力があり、自らの肌を乾燥や刺激から守っています。これを「バリア機能」といいます。

過度に洗浄力の強い洗浄剤は、バリア機能に欠かせないNMF・脂質・皮脂を過剰に根こそぎ落としてしまうのです。肌は丸裸の状態になり、乾燥し、外部からの刺激に弱い状態になってしまいます。

その結果、乾燥し粉を吹いたり、かゆみが出たり、ひどいときには皮膚炎となることもあります。

乾燥しバリア機能が低下した肌は、外部の刺激から守るために皮脂を過剰に分泌します。皮脂腺の多いTゾーンはべたついて、頬などの皮脂腺の少ない箇所は乾燥するという混合肌もこれに当たります。

こうなると洗えば洗うほど皮脂が分泌されるという、悪循環に陥ります。

改善方法は、アミノ酸系などのバリア機能を壊さずに洗浄できる良質シャンプーを使い、2度洗いや泡パックでやさしく汚れを落とします。皮脂を奪いすぎないために、シャンプーは1日1度にしましょう。

アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎といった皮膚病のケース

頭皮が油っぽくなったり、フケがよく出たり、かゆみや乾燥、臭いが気になる場合に、上記のような皮膚病にかかっていることがあります。

この状態になると、シャンプーだけで完治させることは難しくなります。良質シャンプーを使うことは大前提ですが、皮膚科を受診し、薬を使うことが必要です。

また、バランスの良い食生活や適度な運動、ストレス発散など、生活習慣の改善・見直しも完治するために有効になります。

頭皮のべたつきは上記のような皮膚病が隠れている場合もあります。自分の症状にあったケアをし、それでも悪化する場合は医療機関への受診も必要になります。

偏った食事と運動不足がべたつきに

健康な肌を保ち、べたつきを抑えるためには食事も重要です。皮脂を増やしてしまう糖質や脂質の摂取を減らし、野菜や果物など、ビタミン類を多くとりましょう。ビタミンは肌を作るのに欠かせませんし、抗酸化やストレス対策にもなるのです。

美肌づくりには運動も欠かせません。運動不足は血行不良、冷え(身体の機能低下)、糖質や脂質が燃えない、ストレスの蓄積など、体調だけでなく肌の不調にもつながります

運動をすることで肌の機能が上がり、ターンオーバーが促進され、皮脂も減ります。ストレスも軽減され、美容と健康へとつながります。

また現代人は冷房や運動不足などで汗をかく機会が少なく、その結果汗腺の機能が落ち、ベタベタとしたミネラル分の多い汗が多くなる傾向にあります。

その他に気をつけること

ヘアカラー(ブリーチ)やパーマ後に頭皮が臭くなったりべたついたり、フケが多くなる場合があります。 これは薬剤の影響で頭皮がダメージを受けて、荒れている状態です。頭皮が荒れ、皮脂バランスが乱れています。

こすらずにやさしく洗うなど刺激を避けているうちに症状は治まってきますが、症状がひどい場合は、その薬剤が合わなかったり、自分には強すぎることが考えられます。美容師に相談しアドバイスをもらいましょう。

お風呂でのコンディショナー、トリートメント時にも気をつけることがあります。それは 頭皮にはつけない、ということです。 髪の中間から毛先に塗布するようにし、頭皮は避けます。コンディショナーやトリートメントは頭皮にも吸着しやすいので、かゆみやフケ、べたつきや臭いが起こる場合があります。

正しいシャンプー方法とドライヤーの注意点

シャンプーする女性

間違ったシャンプー方法でも、汚れが残ったり、頭皮に刺激を与えたりしてべたつきの原因となってしまいます。正しい洗髪で、頭皮にやさしく汚れを落としましょう。

  • 汚れが多い時は2度洗いがおすすめです。髪よりも地肌を洗うことを意識しましょう。
  • 熱いお湯は乾燥をすすめます。40℃以下が目安です。
  • 強く擦らずに指の腹でやさしく洗いましょう。擦るのではなく泡が汚れを落とします。
  • 地肌を中心に十分にすすぎましょう。

正しい髪の洗い方を以下のページで解説しています。合わせてご覧ください。

べたつきを落とすために、熱めのお湯で流す、ゴシゴシと強く洗う、強い洗浄力のシャンプーを使う、これらはその場ではすっきり感を得やすいですが、刺激になったり乾燥を進めてしまい、かえって症状を悪化させてしまいます。

濡れたままにせずドライヤーで乾かす

シャンプー後にはドライヤーで髪を乾かしましょう。濡れたままで時間が経つと雑菌が繁殖してしまいます。また濡れた髪は大変傷みやすく、寝ぐせもつきやすくなります。

ブロー時の注意点は、高温と強風です

ドライヤーの風はほぼ必ず頭皮にもあたります。長く温風に当たるほど頭皮は乾燥してしまいます。風を同じ箇所に長く当てない、温度設定があれば低めに抑える、また強風はそれだけ熱くなりやすいのでより注意してください。

頭皮の乾燥を防ぐために、ドライヤーの前や後にトニックローションやスカルプローションの使用をおすすめします。頭皮に潤いが与えられ、熱や乾燥から守り、べたつきや臭いのない、すこやかな頭皮を保ってくれます。

オイルを使ったヘッドマッサージで頭皮ケアを

頭皮をマッサージする女性

頭皮のさまざまなトラブルにおすすめのケア方法がオイルを使ったヘッドマッサージです。

洗髪前の頭皮にオイルを塗ってマッサージ。べたつきの原因である古くなった皮脂がオイルによって溶け出し、除去しやすくなります。この古い皮脂は嫌な臭いの元ですので、べたつき防止だけでなく、臭い対策にもなります。

さらにオイルによって頭皮に潤いが与えられ、マッサージ効果で血行を促進、しっとり柔軟な頭皮へと改善していきます。フケやかゆみにも効果がありますし、頭皮の過剰な皮脂を抑えてくれます。

さまざまな効果を得られる割に、シャンプーの前にオイルでマッサージするだけとかなりお手軽な点が魅力です。

強い洗浄剤のシャンプーで皮脂を根こそぎ落とすよりも、オイルで溶かし出すほうが頭皮にもやさしく、乾燥を防いでくれます。
ホホバ油や馬油、椿油など、自分に合ったオイルで週1~3回、マッサージしましょう。

ここまで、頭皮のべたつきの原因と対策について、解説しました。地肌にやさしく汚れを落とし、しっかり保湿を心がけましょう。
美しい髪と頭皮の第一歩は正しいヘアケアから。今日から早速はじめましょう!

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