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ヘナカラーとは天然植物ヘナの葉で白髪を染めることです。ここではヘナの特徴や、選び方・染め方のコツを紹介します。
ヘナはミソハギ科の植物で、日本では「指向花」や「ツマクレナイノキ」などと呼ばれています。インドでは古来よりアーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとされており、薬草や染料として使われてきました。
ヘナの葉にはローソンという色素が含まれていて、髪や肌がオレンジ色に色づきます。そこでヘナの葉を乾燥させて粉末にしたものが、天然の染毛料として利用されています。
ヘナカラーは、白髪を染めるもので、黒髪を明るくしたり色を変える効果はありません。(ブリーチ効果がない)またヘナのみで染めるとオレンジ色に染まります。
そこでインディゴ(ナンバンアイ葉・木藍)という藍色の色素を持つ植物を混ぜることで、ブラウン系のカラーを実現しています。(あらかじめ混ぜてある商品もあります)
ヘナには色をつけるだけでなく、髪のダメージを補修し、ハリや艶を与える効果があります。細くコシのない髪にはハリとボリューム感を、くせ毛やごわつく髪はまとまりやすく、パサつく髪には潤いを与えてくれます。
さらに天然ハーブのヘナは頭皮を清潔に保ち、すこやかに導く頭皮ケア効果もあります。
ヘアカラーや白髪染めというと髪を傷めるイメージがありますが、ヘナは使用するたびに健康的な艶や潤いのある髪と頭皮へと導いてくれるのです。
ヘナには栽培された場所や使われる葉によってグレードや品質の差があります。古い葉を使用していたり、葉だけでなく、茎や根などを混ぜているものがあり、染まりが悪くなってしまいます。
これらのヘナを使ってしまい「ヘナは染まらない・染まりづらい」と感じることがあります。また、中には化学染料を混ぜていたり、ヘナ粉末に着色しているものもあります。
ヘナを選ぶ際には、どこで栽培されたか(インド産がおすすめ)また品質にどれだけこだわっているかを、確認しましょう。
ヘナは1度目の施術よりも数回重ねていくことでより発色がよくなっていきます。また、白髪の部分のみが染まるため、白髪の割合に合わせてヘナカラーの色を選んでください。
白髪の割合が少ない方は明るい色のヘナを、白髪の割合の多い方は暗めのヘナ(インディゴ配合のヘナ)をお使いいただくと、美しく仕上がります。
インディゴ配合のヘナカラーは、ヘナ100%の場合と染め方が少し違います。ペーストの作り方や置き時間が変わるので、商品の説明書をご確認ください。
またインディゴは空気に触れることにより、徐々に濃いブラウンへと変化していきます(数日が目安)。染めた直後は思っていた色と違う場合があります。
ヘナ染め後に、髪がきしむ場合があります。髪の油分が抜けてしまったり、ヘナの収斂作用により髪にきしみが発生しています。自然に落ち着いてきますが、椿油やホホバ油でのお手入れもおすすめです。
ヘアケア専門ECショップのヘアハピは、ヘナはもちろん、アミノ酸シャンプーなど高品質な商品のみを揃えています。表面的ではなく、芯から健康的で美しい髪と頭皮へと導く商品です。
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