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KNOWLEDGE OF HAIR CARE
VOL.
14
  • #トリートメント

リンス、コンディショナー、トリートメントの役割とは?

意外に知らないリンスとトリートメントの違い

インバス(つまりお風呂場の中)で使用するリンス、コンディショナー、トリートメントについて、名称による効果の違いを知っている方は意外に少ないのではないでしょうか?実は私も以前はよく知らないままイメージで選んでいました。

では一体何が違うのか?これまで数多くのリンスやトリートメントの成分を見てきた私店長なりの考えをまとめたいと思います。

基本的な成分構成はどれも同じだった!

様々なメーカーからインバスのリンス、コンディショナー、トリートメントが発売されていますが、成分を見てみるとほとんどどれも一時的に髪のコンディションをアップさせるものだと分かります。

リンスもトリートメントも基本的に油分、リンス剤(界面活性剤)、保湿剤、(大多数はシリコンも)で構成され、シャンプー後に使用することで髪に皮膜を作り、ツヤや潤いを与える、しなやかさの向上、静電気防止、櫛通りの改善、などの効果を発揮します。

私も意外だったのですが、 トリートメントとなっていても、髪のダメージを補修するような商品はほとんど無かったのです。 つまり、リンスもトリートメントも成分構成は実は同じ、油分の濃度など差はあったとしても、 基本的な効果は一緒なのです。

インバスのリンス、トリートメントの本当の役割

インバスのリンスやトリートメントは 「仕上げ用」 としての意味合いが強く、シャンプー後に使用することで髪のコンディションを高め、仕上がりを一時的に良くすることが役割なのです。

仕上がりが良くなるので、ダメージが改善した、と感じるかもしれませんが、実はダメージそのものを補修しているわけではないのです。

つまりインバスのリンスやトリートメントは、パサつきの改善やゴワつく髪をしなやかに仕上げる、静電気、絡まりの防止、ボリュームダウン、などの目的で使うものと言えます。 シャンプーのみでは仕上がりに不満があるとき、またよりよい仕上がりを求めるときに使用するものなのです。

数少ないダメージケア効果のあるトリートメント

その中で仕上げ用としての働きに、ダメージを補修し、保湿力やハリコシ効果も併せて持たせたトリートメントも、少ないですが存在します。 それらにはペリセアやケラチンPPTなどのダメージケア成分が配合されています。これらが配合されているものは、放置時間を取ることによりダメージケア効果を発揮します。

当店では商品説明に補修効果のありなし、また効果の高低も記載しています。ヘアカラーやパーマ、くせ毛、アイロンなどで傷みのある方は商品選択の際、参考にして下さい。

リンス剤について(界面活性剤)

インバスのリンス、コンディショナー、トリートメントの主成分がリンス剤です。毛髪に吸着し、一時的に質感をアップする成分です。
リンス剤と表現していますが、成分としては界面活性剤と言われるものです。 ⇒洗浄剤の解説 で解説していますが、界面活性剤は、乳化剤、洗浄剤などに使用され、中でも カチオン性界面活性剤といわれるものは、髪に吸着し静電気を防止したり髪を柔軟に仕上げる効果があるためにコンディショニング剤として使用されます。

よく使われる代表的なリンス剤は以下になります。

それぞれ化粧品成分辞典のページにリンクしてあります。

刺激性がやや気になるカチオン界面活性剤

界面活性剤は、化粧品として水と油を混ぜる乳化剤、洗顔やシャンプーの洗浄剤、日常生活での衣類洗濯用、食器洗い、その他あらゆる洗浄用としての洗浄剤、などなどなくてはならない原料となっています。
しかし、この界面活性剤は肌にとって刺激となったり、アレルギーの原因、乾燥を進めてしまうなどのよくない面もあります。なかでもリンス剤として使用されるカチオン性界面活性剤は、殺菌力が強く、刺激性がやや高いという特徴があります。

~クロリドというリンス剤がそれに当たるもので、コンディショニング力は高いもののやや刺激のある成分です。そこで、それらに替わる成分として~アミンといった成分や、アミノ酸系のリンス剤といった、従来のリンス剤の欠点を克服するためのリンス剤も増えています。
しかしこれらの新世代のリンス剤は、単体での使用だと従来のものと比べコンディショニング力がやや劣る面があり、ただ置き換えればいいというわけでもないようです。

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