30代40代、老け顔男はかっこ悪い！老け顔を改善して若々しく

30代でも老けて見えてしまう顔の特徴には、このようなものがあります。

シワやたるみがあると、老けて見られます。深いシワならたった1本でもおじさんぽく感じられますし、目の周りのシワや口の周り、頬のたるみが重なる分だけ、実年齢よりも上に見られるでしょう。

特に目元は会話の際にも相手の目に入りやすい場所ですので、ここにシワがあるととても目立ちます。

また、ほうれい線ができるのは女性だけではありません。ほうれい線はシワではなくたるみです。
加齢によってもたるみやすくなりますし、下を向いてスマホばかり見ている人もほうれい線ができやすいです。

目元の青クマ、黒クマは目元のシワと同じくらい、老け顔に見える原因となります。クマがあると疲れている、不健康な印象も与えてしまいます。

パソコンやスマホを見る時間が長い人は特に注意をしてください。疲れ目を放置すると目の周りの血行が悪くなり、クマができやすいです。

化粧品ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の行った調査によりますと、目元にクマがあるだけで4.4歳も老け顔に見られてしまうという結果が出ています。女性に対するアンケートでしたが、男性も同様でしょう。

男性は女性ほど眉毛を整えることは少ないと思います。

伸びっぱなしだったり、眉毛の周辺の産毛がそのままになっていたりすると、顔全体の印象がぼんやりとします。
ボサボサな眉毛は老けて見えるだけでなく、垢抜けていない、野暮ったいイメージになりがちです。

眉毛は小さなパーツですが、顔全体の印象を左右する重要なパーツでもあるため、しっかりお手入れしたいところです。

シミや肌の黒ずみがあると、顔がくすんで見えるため、実年齢よりも高くみられがちです。

透明感のない肌は老けて見えるだけでなく、疲労感まで漂ってきそうです。

きちんと整えられていればむしろおしゃれに見えるヒゲも、手入れがされていない無精ヒゲは老け顔に見える原因になります。

また、せっかく剃っても青ヒゲがあると老けて見えますし、なんとなく清潔感に欠ける印象も与えます。

潤いのない肌が老けて見えるのは、男性も女性も同じです。乾燥しているとツヤがなく、カサカサして見える上、小ジワも目立ちます。

人は年齢とともに肌の潤いが失われていきますから、みずみずしさがない＝老けているというイメージを持たれやすいです。

毛穴が目立つ肌は、毛穴の凸凹が影になり、シミのように見えることもあります。顔全体が暗く見えるため、全体的に老けた印象になりがちです。

また、開いた毛穴は肌のたるみと重なると雫のような形に伸びた、いわゆる「たるみ毛穴」になることがあり、繋がった毛穴が「帯状毛穴」になります。それが小ジワのようになってしまうため、老けて見えるのです。

ヘアスタイルは男女ともに見た目年齢を左右する重要な要素です。

ツヤのない髪、ボサボサなヘアスタイル、白髪や薄毛が目立つ頭はそのまま顔の印象にもつながり、老け顔に見られてしまいます。

シワやたるみ、カサカサな肌など老け顔に見られる原因について説明します。

男性は、女性ほどスキンケアに力を入れていない人が多いことと、毎日ヒゲ剃りをすることが肌が乾燥しやすい原因です。

ヒゲを剃るということは、毎日肌の表面を削っているようなものですから、むしろ女性よりも丁寧に保湿をしなくてはなりませんが、特に何もしていないという人も多いのではないでしょうか。

誤ったヒゲ剃りの方法や保湿不足によって肌が乾燥し、老け顔を作ってしまいます。

たしかに、男性は女性よりも皮脂が多く分泌されますが、だからといってスキンケアをしなくて良いわけではありません。

紫外線を浴びるとシミができやすくなるだけでなく、肌の乾燥やたるみの原因にもなります。

紫外線にはA波とB波があり、B波は日焼けした時に肌が赤くなる原因となるものです。水ぶくれになる人もいるでしょう。

一方、肌の奥まで届いてよりダメージを与えるのがA波です。メラニン色素を作る原因となるだけでなく、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を支える繊維も壊してしまうため、たるみやシワができやすくなるのです。

しかも、紫外線の影響は時間をかけて出てくることが多く、日焼けした直後にはあまりダメージを感じません。

髪は濡れたままですと、キューティクルが開きっぱなしになっていてとても乾燥しやすい状態になっています。

男性は髪が短い人が多いので、すぐに乾くだろうと放っておく人が多いのですが、これが髪がパサパサになる原因です。
開いたキューティクルから、どんどん水分が蒸発していきます。

まして、髪が濡れたまま寝るなど言語道断！ただでさえキューティクルが開いて傷みやすくなっている髪が枕でこすれ、さらに水分が失われてしまうでしょう。

男性ホルモンも、年齢とともに減少していきます。20代が分泌のピークで、それ以降は少しずつ減少していきます。

男性ホルモンが盛んに分泌されている時期は肌のオイリーさが気になるかしれませんが、男性ホルモンの減少とともに肌も乾燥しがちになります。

年齢とともにホルモンの分泌量が減っていくのは仕方のないことですが、睡眠不足や栄養バランスの悪い食事など、生活習慣によっても影響を受けています。

タバコを吸う人は、スモーカーズフェイスに注意が必要です。
喫煙によって体内に活性酸素が大量に発生し、その活性酸素が細胞を傷つけることによってシワやたるみが増え、いわゆるスモーカーズフェイスになってしまうことがあります。

また、喫煙によって血流が悪くなることも知られています。血流が悪くなれば、体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれにくくなるため、新陳代謝に影響が出ます。

睡眠が足りていないと疲れた印象を与えるだけでなく、肌の新陳代謝も悪くなります。

肌は眠っている間に作られていますから、睡眠時間が足りなかったり、眠りが浅くてぐっすり眠れていなかったりすると、肌のターンオーバーが乱れます。

仕事が忙しくてカレーライスや丼ものなど主食ばかりの食事になっていないでしょうか。また、ファストフードやコンビニ弁当ばかりですませていませんか？

脂や炭水化物が多い食事は肌の老化につながります。肌を作るもとはタンパク質ですし、食事でとったタンパク質を代謝するにはビタミンが必要です。

食事を抜く、一つの食材だけを食べるといった極端なダイエットをしていませんか？

短期間に急激に痩せると、肌がたるみ、シワも増えます。栄養も不足しているため肌もくすみがちになり、まったくいいことがありません。

それでは、老け顔を改善するスキンケアについて説明します。

男性は女性ほどスキンケアをする人が少ないと思いますが、毎日きちんと行うことで、少しずつツヤのある肌を作っていくことができます。

朝の時間のないときは、電気シェーバーで簡単に済ませてしまいがちですが、ほんのひと手間かけるだけでも仕上がりが変わってきます。次のポイントを守ってヒゲ剃りをしてみてください。

1. しっかり洗顔をしてヒゲの表面の油分を取り、ヒゲを柔らかくする
2. 蒸しタオルで毛穴を開かせる
3. ヒゲの生えている方向とは逆から剃る

まず、ヒゲをしっかりと濡らして柔らかくすることが大切です。その上で、蒸しタオルを使うことで毛穴が開き、ヒゲをしっかりと立たせることができます。

蒸しタオルは、濡らして軽く絞ったタオルを30秒ほど電子レンジで温めればできます。もし時間がないときは、お湯で肌を濡らして温めるだけでもOKです。
面倒かもしれませんが、このひと手間で無理なく深剃りができるようになりますから、ぜひやってみてください。

そして、ヒゲが生えている方向とは逆から剃ると、肌に負担をかけることなくきれいに剃れるでしょう。

剃刀は、力を入れて何度も往復させる必要はありません。そのようなことをすると肌を傷めてしまいますので、気をつけてください。

洗顔料を使うとき、あまり泡を立てない状態でゴシゴシこすってしまうと、肌に負担がかかり、シワやシミ、乾燥の原因にもなります。力を入れてこすらないように気をつけてください。

【正しい洗顔の方法】

1. 洗顔の前に、まず手をよく洗い汚れを落とします。
2. 顔をぬるま湯で濡らします。
3. 洗顔ネットなどを使い、洗顔料または石鹸でたっぷりの泡を作ります。
4. 顔に泡を乗せ、優しく泡を動かしましょう。手で泡を転がすようにして洗います。
5. ぬるま湯でよくすすぎます。

ぬるま湯とは体温よりも少し低いくらいの温度、32～34度くらいです。触った時に、少し冷たいと感じる程度の温度にしましょう。

40度を超える温度は、顔を洗うにはやや高すぎます。必要な皮脂まで洗い流してしまいますので、少しぬるめのお湯を使うよう心がけてください。

洗顔をしたら、保湿も忘れずに行いましょう。男性はあまり保湿に気を使わない人も多いですが、毎日きちんと行うことで、確実に肌の状態が変わっていきます。

保湿は、化粧水→乳液の順で塗ります。朝は乳液、夜はクリームと使い分けるのもおすすめです。それも面倒な人は、オールインワン化粧品でもかまいません。

クリームの方が乳液よりも油分が多いので、乾燥を感じている方は寝る前にたっぷりクリームを塗ってみてください。翌朝、お肌がしっとりしているはずです。

出かける前には必ず日焼け止めを塗りましょう。

夏はもちろん、冬でも天気がいい日は紫外線が降り注いでいます。紫外線対策は季節を問わず必要です。

涼しくて曇っている日はつい忘れがちです。また、日焼け止めは朝1回塗ったら終わりではなく、塗り直しが必要です。
夏なら1日2～3回、そのほかの季節でも午後には1回塗り直したいところです。

毎日ヒゲを剃るのが面倒だという人は、いっそのことヒゲ脱毛をしてしまうという方法もありです。

ヒゲ脱毛をすれば、毎日のヒゲ剃りで肌を傷めることもなくなりますし、伸びてきた無精ヒゲで老け顔に見られることも無くなるでしょう。

元々のヒゲの濃さと、どのくらいまで脱毛するかによってかかる時間や費用は違いますが、一般的には3～5回程度の施術でヒゲが減ったなと感じられます。

スキンケアはあくまでも肌の表面のお手入れです。ツヤのある肌を作り、若々しく見せるには、体の中からケアしていくことも大切です。

髪も、顔と同じように保湿が必要です。髪にツヤがあるだけでも若々しい印象になりますので、老け顔に見られることもなくなるでしょう。

髪を洗ったら軽くタオルドライをして、アウトバストリートメントやヘアオイルを毛先につけましょう。そしてドライヤーで乾かせば、髪の水分をしっかりと閉じ込めることができます。

肌は眠っている間に作られます。寝入り端の数時間に成長ホルモンの分泌が増えることがわかっていますので、寝つきをよくし、深い眠りにつくことが大切です。

遅くともその日のうちには就寝し、6～7時間の睡眠時間をとることと、入浴をしたり、軽くストレッチをしたりして寝る前の時間をリラックスして過ごすことが大切です。

ベッドに入ってからもスマホをいじっている人は寝つきが悪くなりますので、スマホをどこかにしまってください。

仕事で1日中パソコンを見ている人も多いと思います。その時間に加え、プライベートでもスマホを見てばかりいたら、目が休む暇がありません。

目を酷使することで目の周りの血行が悪くなり、クマができやすくなります。

また、スマホを長時間見ることは、顔のたるみにもつながります。スマホを見る時、下を見ていることが多いと思いますが、無表情のまま顔を下に向けていれば、表情筋も衰え、たるみを加速させてしまいます。

私たちの体は食べたものでできています。お肌も例外ではありません。

肌を作る元となるのはタンパク質ですから、肉、魚、大豆製品を毎日欠かさず摂りたいものです。どれか一つのタンパク質に偏ることなく、満遍なくとるようにしてください。

また、ビタミン類も積極的に摂りましょう。ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれており、糖質、タンパク質、脂質の代謝には欠かせない栄養素です。

特に、ビタミンB6、B12を積極的に摂りましょう。

• ビタミンB6：鶏肉、牛レバー、ごま、焼き海苔など
• ビタミンB12：しじみ、あさり、はまぐり、牡蠣、レバー、海苔など

一番やってはいけないダイエットは、食事を抜くダイエットです。カロリーの摂りすぎはいけませんが、食事を抜くと栄養不足になり、かえって太りやすい体になります。

肌もしぼんだようになり、余計老け顔になりますので、1日3食、しっかり取るようにしてください。

ダイエットの基本は摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることです。

男性でも肌や髪のお手入れをしないと老け顔になってしまいます。生活習慣や食事の影響も大きいので、老け顔に見られることが心配な人はライフスタイルを見直していくことも大切です。