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ベタつくのにカサつくところもある。そんな混合肌でお悩みではありませんか?
どちらの肌に合わせて洗顔料を選べば良いのか迷っている方へ、混合肌の正しい洗顔方法や洗顔料の選び方について解説します。
男性の混合肌についてもお話ししますので、ぜひ参考にしてください。
混合肌の洗顔方法を説明する前に、あなたが本当に混合肌なのか、お肌のチェックをしてみましょう。
混合肌は、水分量が少ないために肌の一部がかさつくのに、皮脂の分泌も活発で脂っぽくなってしまう部分もあるという特徴があります。
一部は普通肌である場合もあるので、このようなタイプに分類されます。
朝起きて、洗顔する前の肌の状態をチェックしてみます。
特に、頬とTゾーンの違いを見てみてください。
洗顔をしたら、いつもはなるべく早く保湿をしますが、特に、頬とTゾーンの違いを見てみてください。チェックのために10分放置してください。
部分的にかさついたり、ベタついたりするのが混合肌の特徴です。
朝、しっかりとスキンケアやメイクをしても、午後になるとどうしても崩れてきてしまいます。その時のメイクの崩れ方でも、肌のタイプがわかります。
メイクが崩れた時に、どこが崩れているかで混合肌かどうかがわかります。
混合肌は、部分的にカサついたりベタついたりしているので、どうやって洗うのが正解なのだろう?と迷ってしまう人もいると思います。
少々めんどうではありますが、それぞれの部位の状態にあわせて洗顔をすることが大切です。
皮脂が多いTゾーンは、洗顔料を使って洗います。洗う時には肌をこすらないよう、たっぷりの泡を立てて洗いましょう。
泡を立てるのが面倒だったら、泡が出てくるタイプの洗顔料を使うと便利です。顔全体をぬるま湯で濡らしたら、ベタつきが気になるところだけに泡を乗せます。
また、Tゾーンだけでなく、あごもべたつきがちなところです。
洗顔前に触ってみてベタついているなら、あごにも泡を乗せて洗いましょう。
頬などカサつきが気になるところは、Tゾーンの次に洗います。
Tゾーンに泡を乗せて丁寧に泡で洗った後に、頬など乾燥しやすいところに軽く泡を乗せる程度でOKです。
もしくは泡を乗せなくても構いません。もともと皮脂が少ないところなので、ぬるま湯でも十分です。
ポイントは、熱すぎないぬるま湯で洗うことです。40度を超えるお湯では、必要な皮脂まで洗い流してしまいますが、冷水で洗うと皮脂が汚れとともに固まってしまいます。
余分な皮脂や汚れを落とすことはとても大事なので、体温より少し低いくらいのぬるま湯を使って丁寧に洗いましょう。
脂っぽいところ、テカっているところがあると、ついゴシゴシとこすって洗いたくなりますが、それはNGです。
肌への摩擦は、肌を余計に乾燥させてしまうほか、角層を厚くし、肌のくすみや角栓の元となります。
ベタついているからこそ、力を入れずに泡の力で洗うようにします。優しく洗うことで不要な汚れだけを落とし、肌の潤いはキープできるようになります。
タオルで顔を拭くときも同様です。決して肌をこすらないようにしましょう。
数日で効果が出るものではありませんが、洗顔は毎日のことです。正しい洗顔を続けることで、徐々に理想の肌に近づいていきます。
混合肌は部分的に状態が違うので、顔全体を同じ洗顔料で洗うのではなく、部位によって使い分けるのがおすすめです。
朝起きた時に、肌が部分的にベタついていることがありますが、外出して汗をかいたわけではないので、それほど汚れが溜まっているわけではありません。
夜のうちに出た皮脂を落とせれば十分なので、朝の洗顔時に使う洗顔フォームは洗浄力が優しいものを選びましょう。
おすすめは、アミノ酸系の洗顔料です。
アミノ酸とはタンパク質を作る元になるものであり、肌だけでなく、髪や筋肉などもすべてアミノ酸からできています。
人の体を作る成分ですので、アミノ酸系の洗浄成分でできている洗顔料は低刺激で洗浄力が穏やかなのが特徴です。
主に、「ラウロイル~」「ココイル~」とついているものがアミノ酸系の洗浄成分です。購入する前に、成分表示を確認してみてください。
朝の洗顔のとき、乾燥している部分はぬるま湯でも良いですが、季節によっては汚れやベタつきが気になるときもあると思います。
そんな時には、洗浄力の穏やかなアミノ酸系洗顔料を使ってみてください。
皮脂を落としすぎず、必要な潤いはキープしてくれます。
朝洗顔をして夜メイクを落とすまでに、皮脂も出ていますし、汚れもついています。
夜の洗顔は汚れをしっかり落としたいので、Tゾーンはベタつきを落とせる洗顔料を使いましょう。
石けんタイプの洗顔料は、余分な皮脂を落とし、お肌をすっきり整えてくれます。
ベタつく部分にニキビがある時には、アミノ酸系の優しい洗顔料を使うのも良いですが、ニキビの炎症を抑えてくれる成分が配合されている洗顔料もおすすめです。
などが配合されている洗顔料を使ってみてください。
石けんタイプの洗顔料でも、余分な菌を洗い流すことはできるので、いつもの洗顔料ではニキビがよくならないと感じた時に使ってみると良いでしょう。
部分的に皮脂が多いということは、潤いが足りていないからだと考えられます。それならば、潤いを落としすぎないように、保湿効果の高い洗顔料を使うのもおすすめです。
などが配合されている洗顔料を使ってみてください。
保湿成分の豊富な洗顔料ならば、余分な皮脂は落としながらも、しっかりと潤いをキープしてくれます。ベタつきも少しずつなくなっていくでしょう。
男性の混合肌も、基本的には女性と同じ洗顔で大丈夫です。
たっぷりの泡を立てたら、皮脂が多いTゾーンから洗います。頬は、Tゾーンのあとに軽く泡を乗せる程度で十分です。
あごはベタつきがちな部分ですが、男性の場合は毎日の髭剃りで乾燥している場合があります。
朝晩の洗顔のとき、顔を濡らす前に触ってみてべたつき具合を確認しましょう。
ベタついていればTゾーンと一緒に洗う、乾燥していれば頬と一緒に洗うようにしてみてください。
男性は女性よりも皮脂が多く分泌されるため、毛穴の開きや角栓が気になる人も多いと思います。
そのような場合は、週に1~2回、酵素洗顔料やスクラブ入りの洗顔料をTゾーンに使ってみてください。
洗浄力が強めですので、毎日使うことはおすすめできませんが、ベタつきが気になる時のスペシャルケアとして使ってみるのはありでしょう。
酵素洗顔料は酵素の力でタンパク質汚れを落としてくれる洗顔料です。泡立たないタイプが多いので、使い方の表示をよく読んでお使いください。
洗顔後に何も塗っていない男性は多いと思います。しかし男性でも肌は乾燥しますので、しっかりと保湿をしてください。
男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多くなりますが、肌が乾燥することも皮脂を増やす原因の一つです。
保湿不足は逆に肌をベタつかせる原因になりますので、洗顔をしたら化粧水+乳液で保湿をしてください。
特に、髭を剃った後は必ず保湿をします。髭を剃るたびに肌の表面が削れているのと同じ、ダメージを負っていますので、しっかりと潤いを与えてあげることが大切です。
面倒な人はオールインワンジェルなどを使っても良いでしょう。洗いっぱなしにしないことが、混合肌の改善につながります。
自分が混合肌なのかどうか、まずはセルフチェックをしてみましょう。
その上で、混合肌の場合は、ベタつくところはいつもの洗顔料、カサつくところは洗浄力の穏やかなアミノ酸系の洗顔料で洗うか、もしくはぬるま湯だけでもOKです。
それぞれの部位に合わせて、洗顔料を選びましょう。
男性の混合肌もベタつくところとカサつくところを分けて洗うのが基本です。洗った後の保湿も忘れずに行ってください。
さっぱりしたいからと洗浄力優先の洗顔だと、肌に負担になっている場合も。いまはアミノ酸系洗浄成分や保湿力の高い石けんもあり、十分混合肌にも対応できますよ♪