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ワセリンは唇や肌のケアに使える保護剤です。
低刺激でリーズナブルな価格で購入できることから、1つ持っておくと乾燥しやすい唇ケアに重宝します。
この記事では、荒れないための効果的な使い方と注意点を解説します。
結論からお伝えすると、ワセリンは唇ケアに使うことができます。
ワセリンは石油から精製されて作られた鉱物油です。「石油」「鉱物油」と聞くと、唇に使えるの?と疑問を抱く人もいるでしょう。
現在使われているワセリンは不純物を取り除いており、非常に低刺激な成分なことから、皮膚科でも処方されている安全性の高い成分です。
植物油脂などの油溶性成分は酸化しやすく劣化が早いですが、ワセリンは酸化しにくく安定性が高いので1年程度は使用できます。
ワセリンは、半固形のペースト状になっており、強力に肌の水分蒸発を防ぐ保護剤です。同様の成分には液状のミネラルオイルがあり、どちらも低刺激で安定性に優れていることからベビー用品やスキンケアにも使われています。
ワセリンは皮膚に吸収されないため、保湿効果はありません。肌本来のうるおいの蒸発を防ぐ働きがあるのが特徴です。
唇は角質が非常に薄く、水分を溜めこむことが難しい部分のため、乾燥に悩まされる人も多くいます。
リップクリームを塗っても唇が乾燥してしまう人は、ワセリンと併用するのがおすすめです。
ワセリンで唇ケアをするときの、荒れない効果的な使い方を紹介します。
唇が荒れているときには、薬用リップとワセリンのW使いをしてみましょう。
薬用リップの多くには肌荒れ予防有効成分が配合されています。
どちらも油溶性成分のため、油分が多いリップクリームに配合されることが多いです。
リップクリームには、ワセリンやシア脂、スクワランオイル、ホホバ種子油、セラミドなど、肌に浸透するオイル成分や美容成分も多く含まれています。
最初にリップクリームを塗ってからワセリンを重ねると、保湿とうるおいキープの両方が叶います。
ぷるぷるの唇にうるおいアップしたいときには、唇用美容液とワセリンを使うのがおすすめです。
リップ美容液とリップクリームは似ているようで違います。
リップ美容液は、水分量が多いことから唇に塗っても蒸発しやすいのが難点ですが、ワセリンを重ねることでよりうるおいアップできます。
ワセリンは唇に密着してつややかな仕上がりになることから、メイクにも取り入れることができます。
ワセリンを薄く唇に塗ったあと、唇の中央から口紅を塗ります。ワセリンを塗ると色が付きにくいため、濃い色の口紅のほうがグラデーションしやすいです。
指でトントンとなじませるように微調整して仕上げてください。
ワセリンは唇に光沢を出すグロスの役割も果たします。
口紅を塗ったあと、ワセリンを指に取り唇になじませると、縦ジワや乾燥を予防できます。
唇は角質が非常に薄いことから、他の皮膚よりも敏感になりがちです。唇に使用するワセリンの注意点も見ていきましょう。
ワセリンは、黄色ワセリンと白色ワセリンの2種類に分けられます。
黄色ワセリンよりも白色ワセリンのほうが精製度が高いため、唇ケアには白色ワセリンを選びましょう。
成分表示に黄色ワセリンと書いていればわかりますが、書いていない商品もあります。
ドラッグストアで販売されているワセリンは、テスターを置いてあることも多いので、石油っぽい臭いがする場合は黄色ワセリンの可能性が高いです。
ワセリンは「第三類医薬品」としても販売されていますが、肌荒れを治す効果はありません。
唇に何らかの皮膚疾患があっても、治療目的に使うことは避けましょう。唇荒れを物理的に保護する目的で使うのがおすすめです。
唇の荒れは、乾燥が原因で起こることが多いため、ワセリンを塗ることで本来のうるおいが保持できるようになり、荒れにくくなることはあります。
通常50g以上あるのが一般的ですが、唇だけ使用するなら確実に余ってしまいます。
唇用サイズなら10g前後のミニサイズが販売されており、チューブから直接塗れるタイプもあります。通常サイズに比べると割高感がありますが、携帯にも便利で無駄がありません。
「ワセリン 唇」と検索すると「唇が荒れる」「危険」などというワードが出てきます。不安になっている人のために「これって大丈夫なの?」という質問に回答いたします。
Q ワセリンで唇が荒れる?
A ワセリンは肌刺激の少ない成分ですが、精製度が低い黄色ワセリンだと唇が荒れる可能性があります。
黄色ワセリンは白色ワセリンよりもリーズナブルな価格で購入できますが、精製度が低いので皮膚が薄い唇にはあまりおすすめしません。
白色ワセリンを使っても荒れるという人は、ワセリンそのもので荒れるのではなく、唇のうるおいそのものが低下しているケースがあります。リップクリームや唇用美容液と併用されることをおすすめします。
ワセリンを使ってから唇が荒れた場合は、白色ワセリンかどうかをチェックし、それでも荒れるのなら使用を中止しください。
Q 口に入っても危険はない?
A ワセリンは石油由来ですが、不純物は取り除かれているため、口に入っても問題はありません。
体内に大量に摂取すると胃腸に負担をかける可能性がありますが、大量に食べない限りは大丈夫でしょう。
Q ワセリンを塗ると色素沈着しませんか?
A ワセリンを塗ることで色素沈着を起こすことはありません。
ただし、ワセリンには紫外線予防効果はないため、ワセリンの使用にかかわらず紫外線を浴びると色素沈着する可能性はあります。
外出の際には、UV効果のあるリップクリーム+ワセリンがおすすめです。
Q ワセリンで唇のうるおいケアができますか?
A ワセリンには、唇や肌への保湿効果はありません。
唇や肌に塗ると、表面が油膜でコーティングされ保湿されたように感じますが、うるおいをチャージしているのではなく、肌が持つうるおいや水分の蒸発を防いでいるのです。
水分の蒸発を防いで、肌本来のうるおいを守るというのが正しい認識になります。
Q ヘルペスや口唇炎にワセリンは使えますか?
A ヘルペスや口唇炎の治療目的にはなりませんが、外的刺激から保護をするために使うことはできます。
塩分や辛みのある食べ物が、唇の炎症部分に付くと痛みを感じますが、ワセリンでコーティングしておくと刺激が和らぐケースがあります。
そのため、治療薬とは別に保護剤として使用できます。
ワセリンは工夫次第で、唇ケアやメイクにも使えるコスパの良いアイテムです。
肌を強力に保護する働きがありしっかり密着するため、一度つけると持ちがいいのもメリット。
普段の唇ケアやメイクにもぜひ取り入れてみてください。
お子さんと一緒に使える安心な保護剤、ワセリン。うまく使って美肌を目指しましょう!