0
ホームヘアケアの知識一覧 > 【髪がパサパサ】パサつきを治す!乾燥ケア方法
KNOWLEDGE OF HAIR CARE
VOL.
36
  • #ダメージケア
  • #ヘアケア
  • #豆知識

【髪がパサパサ】パサつきを治す!乾燥ケア方法

パサパサして髪がまとまらない、広がる・・・ダメージや年齢を重ねるとともに髪は乾燥しやすくなります。ここでは、髪がパサつく原因や治す方法と、ヘアケア専門店ヘアハピおすすめの商品を白クマ博士が詳しく解説します。

髪の毛がパサパサに!原因は髪のダメージ

美しい髪の維持、そのためにはキューティクルとコルテックスを健康に保ち、髪の水分・油分をキープすることが重要です。

キューティクルは髪の外側をうろこ状に覆い、ツヤやなめらかな手触りをキープしています。そして毛髪の85~95%を占めるのがコルテックス。「ケラチン」というタンパク質からできていて、ハリやコシ感など、毛髪の強度を保っています。

乾燥やドライヤー、ヘアカラーなど、さまざまな原因で髪がダメージを受けると、キューティクルが剥がれたり、コルテックスからケラチンが流出してスカスカになってしまいます。

キューティクルが傷んで乱れると、ツヤが失われたり、バサバサとした手触りになります。またコルテックスがスカスカになると髪の弾力やしなやかさが失われ、ボリューム感を失ったり、髪の潤いを保つことができなくなります。

髪のダメージ原因

乾燥・ドライヤー・質の悪いシャンプー・カラーリングやパーマ・紫外線・静電気・摩擦(ブラッシングなど)・濡れたままの髪・ヘアアイロン・加齢・くせ毛

パサパサ髪の改善方法

パサパサ髪のケアは、日々のヘアケアでダメージをケアし、また頭皮を健康に保ってすこやかな髪を育みます。これからご紹介するケア方法を実践し、潤いのあるしっとりツヤツヤ髪を手に入れましょう!

正しいシャンプー法

何気なく行っている毎日のシャンプー。しかし正しいシャンプー方法というのは意外と知らないものです。シャンプー時に気をつける基本として、1日1回夜寝る前にシャンプーする、しっかりすすぐ、ゴシゴシこすらない、濡れたままにせずドライヤーで乾かす、コンディショナーは頭皮につけない、などまずは正しいシャンプー方法を知ることが重要です。以下のページで正しいシャンプー方法を解説しています。

良質シャンプーを使う

一般的な市販シャンプーの多くは、石油系や高級アルコール系といわれる、洗浄力の強い洗浄成分が使用されています。泡立ちの良さと洗浄力が強いのが特徴で、安価なために多くのシャンプーに使用されています。

一方で良質なシャンプーとは、シャンプーの洗浄成分にアミノ酸系など質の良い洗浄剤を使用したシャンプーのことをいいます。質の良い洗浄剤のシャンプーは、髪と頭皮の潤いを守って洗うことができます。

ヘアハピでは、石油系洗浄成分を使用したシャンプーは一切扱っていません。アミノ酸シャンプーなどの高品質なシャンプーのみを揃えるECショップ(通販サイト)です。 シャンプーに使われる洗浄成分の解説 アミノ酸シャンプーをおすすめする理由とは

ダメージ補修効果の高いトリートメント

シャンプーのあとに使うコンディショナーやトリートメント。乾燥ヘアの強い味方ですが、シャンプーと同じく「成分」が一番重要です。

一般的なトリートメントは、髪の外側、つまりキューティクルをコーティングして、手触りよく、さらさらに仕上げる商品が多くなっています。コーティングは即効性もあり、効果を実感しやすいのです。

しかし、外側のケアだけでなく、髪の内部の隙間を埋めて、潤いやハリ感をキープすることがヘアケアでは重要です。そのためには、ケラチンPPTやペリセアといった、髪の内部に浸透して毛髪を補強してくれるトリートメントを使う必要があります。また、キューティクルもコーティングするだけでなく、CMCという、キューティクルを密着させ、なめらかに保つ成分も必要です。

ヘアオイルで油分の補給

髪には水分だけでなく、油分も必要です。最近では毎日シャンプーすることが当たり前になり、皮膚が作る天然の油分「皮脂」が十分に髪に行き渡ることが難しくなりました。油分が不足した髪は、バサバサとした手触りになり、乾燥し、静電気も起こりやすくなります。

油分が不足した髪にヘアオイルでの油分補給はとても効果的で、アウトバストリートメントとして使用したり、シャンプー前のオイルパックは、髪にしっかりと油分を浸透させることができます。

ヘアカラーやパーマヘアのケア方法

ヘアカラー剤やパーマ剤は、薬の浸透をよくするために、強いアルカリ性でできています。弱酸性の髪は、アルカリにさらされるとキューティクルが開いて浸透性が高まると同時に、とても傷みやすい状態になります。

具体的には、キューティクルを美しく保つのに必須のCMCが流出し、さらに髪内部の栄養(ケラチンタンパクなど)もぬけ落ちてスカスカの髪になってしまうのです。 美容室でかけたパーマやヘアカラーの美しさをより長く保つために、カラー毛やパーマヘアに対応したヘアケアを行いましょう。

Memo

おすすめケア成分

  • 毛髪内部の隙間を埋める「ケラチンPPT・コラーゲンPPT・シルクPPT」
  • 毛髪に素早く浸透。髪を内と外から補修する「ペリセア」
  • キュ-ティクルを美しく保つCMC成分「クオタニウム-33・セラミド」
  • キューティクルコート成分「キトサン・リピジュア」
  • 残留アルカリによる酸化ダメージをケア「ヘマチン・フラーレン・ナノプラチナ」

ドライヤー時の乾燥に注意

ドライヤー時の乾かしすぎにも注意が必要です。乾かしすぎないために、以下のことに気をつけましょう。

Memo
  • 髪からある程度(15cm~20cm)離して同じ箇所に長く当てないようにしましょう。
  • 毛先は乾きやすいので、髪の根元から先に乾かします。
  • 手ぐしで軽く髪を浮かせながら内側に風を送ります。
  • 髪の根元から毛先の方向に斜めに風を当てると、キューティクルが揃い、艶が出ます。
  • 9割ほど乾いたら最後に冷風で仕上げましょう。ヘアスタイルが維持され、艶も出ます。

ヘアアイロンの熱ダメージ

ストレートアイロンでくせ毛をストレートに整えたり、カールを作ったり、ヘアアイロンはとても便利です。しかし熱を利用してクセをつけるため、どうしてもダメージが発生します。

ダメージを抑えるためには、温度調節機能のあるアイロンがおすすめです。髪は、150度を超えてくると大きなダメージを受けてしまいます。ですからアイロンの温度を160度ほどにし、同じ箇所に長く当てないようにアイロンしてください。

アイロンやドライヤーの熱を利用するトリートメント成分があります。 ヒートケアPPTやヒートプロテイン、ヒートリペアなどと呼ばれていて、熱に反応することでトリートメント効果を発揮、熱ダメージを防いでくれます。

ブラッシングに注意

キューティクルは摩擦でもダメージを受けます。髪にいいと思いがちなブラッシングも、実はダメージの原因となる場合があります。

私の所属する日本毛髪科学協会の資料によると、ナイロンやポリエチレン毛は特にダメージしやすく、豚毛などの獣毛ブラシの方が傷みにくいというデータがあります。

また、濡れた髪は特に傷みやすい状態です。濡れたまま寝たりせず(枕との摩擦)、ドライヤーで乾かしましょう。その際、濡れた髪のブラッシングはできるだけ避けてください。

ヘアオイルで頭皮マッサージ

頭皮をケアし、健康な頭皮を保つことも美しい髪を育てるためには必要です。頭皮ケア方法として、ヘアオイルを使った頭皮マッサージがおすすめです。オイルで毛穴の余分な汚れを落とし、頭皮に潤いももたらされます。さらにマッサージの効果で血行も促進、美しい髪を育みます。

最後までお読みいただきありがとうございます。長くなってしまいましたが、パサパサ髪を徹底的に治すための解説でした。
正しいヘアケアと高品質なヘアケアアイテムで乾燥知らずの潤い髪を目指しましょう!

ヘアケア専門ECショップ ヘアハピ

ヘアハピは、アミノ酸シャンプーをはじめとした高品質なヘアケア商品のみを揃えるEC(通販)ショップです。美しい髪のための高品質なヘアケア製品を揃えています。その効果をぜひお試しください。

LET’S SHARE OR BOOKMARK HERE!