植物性セラミドとは米ぬかやとうもろこしなどの植物由来のセラミドのことです。
植物性セラミドのほかに「ヒト型セラミド」「疑似セラミド」「天然セラミド」などもあります。
セラミドは肌の水分を保ち、外部からの刺激を防いだりする重要な成分で、これが少なくなってしまった肌は乾燥し、赤みやかゆみなどが出やすい状態になってしまいます。
これを外から補うために植物性セラミドやヒト型セラミドといった成分を使い化粧品を製造します。
人の肌はセラミドを自ら作り出しますが、植物性セラミドは人の作るセラミドと少し構造が違うため、やや浸透力には劣ります。とはいえ高い保湿力は持っています。
価格的にも安価な成分で配合しやすい成分です。成分名としては「コメヌカスフィンゴ糖脂質」「ユズセラミド」「パイナップルセラミド」「グルコシルセラミド」などと表示されます。