皮膚の角質層には細胞間脂質が存在し、皮膚の水分を保ったり、有害物質を防ぐための「バリア機能」の役割を果たしています。その細胞間脂質の50%を占めているのがセラミドです。また髪にも存在し、毛髪必須脂質としてセラミドが存在しています。肌にも髪にも重要な成分がセラミドです。
ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシンは、2017年にロート製薬株式会社が新たに開発に成功した新しいセラミドです。バリア機能のケアなど効果も確かめられています。
今後、ヒト型セラミドの1つとして、乾燥肌や敏感肌用の化粧品への採用を考えているということです。