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KNOWLEDGE OF HAIR CARE
VOL.
19
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太い毛束はファイバーワックスで作る

多種多様なスタイリング剤の中でも人気のヘアワックス、ヘアワックスは固形の油分の粘着性により髪を動かしたり束感を作り、無造作感のあるヘアスタイルを演出してくれます。

ファイバーとは

さまざまなタイプのヘアワックスがありますが、その中でファイバーインやファイバーワックスと呼ばれるものがあります。
このファイバーとは一体何なのか、ですが、ファイバーとは繊維の意味で、細い糸状の物質のことを指します。このファイバーが配合されると、粘り気が増し、より髪を動かしたり太い毛束を作ることができるのです。

ファイバー配合ワックスの見分け方

ファイバー配合のワックスは、多くは商品説明にそう書いてありますが、中にはないものもあります。
その場合の見分け方としては、成分表示に「PEG-90M」という表記があります。これがファイバー成分です。
また、「ポリエチレン」という表記もありますが、これは繊維の原料そのものですので、おそらくファイバー成分だと思われます。

追記:「ポリエチレン」ですが、これは球状ポリエチレンというパウダー状の成分のようです。ファンデーションなどに使われます。ヘアワックスでの使用用途はベタつきの防止やマットでドライな質感調整剤でしょうか。

ファイバー成分の弱点

スタイリング力を増してくれるファイバー成分ですが、配合していないヘアワックスが意外と多いことに気がつきます。
理由としてはおそらく欠点もあるからだと思われます。

まず重さが出てしまうことです。重さが出ることでボリュームが潰れやすくなり、キープ力が低下してしまいます。ふんわりとしたスタイリングがしにくくなります。

またファイバー配合ワックスを使っていると感じるのですが、やや不自然な艶が出ることです。
ワックスをつけすぎると洗っていない髪のようになりますが、ファイバー成分も一因でしょう。

これらの艶や重さといった欠点があるため、ドライワックスやマットワックス、クレイワックスと言われるタイプのヘアワックスはファイバーを使っていないものが多くなります。

自分に合ったヘアワックスを見つける

いくつものヘアワックスを成分を意識しながら使っていると、大体傾向が見えてきます。
やはりファイバー成分のないワックスは太い毛束、大きい毛束ができにくいです。細かい毛束になります。

ワックスの醍醐味である毛束や動きを考えればファイバーイン、しかしフワッとしたスタイリングには向かない、となかなか難しいですが、この辺りはバランスになるでしょう。またなりたい髪型や髪質によっても最適なヘアワックスは変わってきます。

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